死者たちのオンライン・データ
  • 発売日:2026/10/06
  • 出版社:白揚社
  • ISBN:9784826902823

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死者たちのオンライン・データ

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商品説明
年間ベストブック2冠!
エコノミスト誌・ネイチャー誌

2070年には、フェイスブックに残される死者のアカウント数は生きている人のアカウント数を上回り、今世紀末までにおよそ50億人分の故人のプロフィールが蓄積される――

インターネット誕生から半世紀、人々が死後オンライン上に残した大量の写真やメッセージ、投稿、行動履歴は「人類の記憶」になりつつある。「デジタルの死者」と共生する時代へと移行する今、私たちは彼らのデータとどう向き合えばいいのか。弔い方は変わるのか、死後、データの商業利用は可能なのか、後世にとって、それらは歴史的価値を持つのか。

いち早くこの問題を提唱し世界中のメディアから注目された著者が、かつてない視点からオンライン空間の未来を問い直す。

:::::::推薦のことば::::::

急速に蓄積されている死者のデータをいかに管理するのか――あらゆるデジタル社会が直面する喫緊の問題に、画期的な研究をもとにアプローチする。避けられない私たちのデジタルな「死後」をめぐる倫理と政治について、刺激的かつ挑発的に、そして理論的な厚みをもって掘り下げた。
――ルチアーノ・フロリディ(イェール大学認知科学教授)

オンライン上の死者の存在は、インターネット時代の付随的な現象にすぎないと思われがちだ。だが本書は、それが歴史・経済・文化という根源的な力が交差する場所にあることを鮮やかに示す。先史時代から続く人類の物語の中に現代の問題を位置づけながら、死者のデータの所有、利用、保存、そして消去という課題へと読者を導く。
――パトリック・ストークス(豪ディーキン大学哲学准教授)
目次
はじめに 共同で取り組むべき課題
新しいナトゥーフ人
デジタル死者とどう向き合うべきか?
人々の懸念

第一章 骨からデジタルへ
出発点
死者の深遠な時間
持ち運び可能な死者
私たちの出発点
私たちはいまどこにいるのか?

第二章 デジタル遺留物をどう考えるか
デジタル遺留物とは何か
ゴーストカーとお祈りボット
情報の遺体
死者は傷つくのか?
デジタル版死者の百科事典
書斎のブルータス
それほど価値があるわけではない?

第三章 デジタル・アフターライフ産業の台頭
アッシュとマーサ
デジタル・アフターライフ産業
ビジネス化への批判
オンライン博物館

第四章 誰が(デジタル上の)過去を所有するのか
重大な危険性
保存する価値があるのは誰か?
フェイスブックが破綻したらどうなる?
オーウェルの警告
管理の分散化

第五章 ポスト・モータルの条件を生きる
マックス・ブロートの立場
「ポスト・モータル」と「条件」の意味
アーキオポリタンの義務
何をすべきなのか?

エピローグ 

謝辞 
訳者あとがき 
参考文献 
原注
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