世界は「宗教戦争」に突入した 「神に選ばれた」支配者の使命と論理

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世界は「宗教戦争」に突入した 「神に選ばれた」支配者の使命と論理

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イラン戦争はアメリカにとって世界最終戦になるはずだった!

「西洋の敗北」と米中露3極体制へ

この戦争をただの安全保障の問題と捉えると本質を見誤る。トランプ、ネタニヤフ、モジタバ・ハメネイの3者は強烈に宗教的使命を自覚してこの戦争を戦った。世界はかつてないほど新たな宗教戦争の時代に突入している。
米中首脳会談で対等な関係になったアメリカと中国。アメリカを側面支援したロシア。世界はこれから米中露の3極体制になる。この世界の大変革に日本はどう向き合うべきなのか。
「知の巨人」佐藤優と、副島学派の古村治彦が徹底討論する。

宗教から見る目を持たなければ、世界は見えない


佐藤 米中は競争しながらも協商関係を作り始めています。日本ではあまり理解されていませんが、協商とは仲良くすることではありません。対立しながらも戦争を避けるための仕組みです。同盟関係で戦争に巻き込まれるのは嫌だとどんどん協商関係を結んでいくと、同盟関係がガタガタになっていく。協商は同盟を壊すのです。ところが日本だけが、いまだに対立の論理で外交を行っている。

古村 私が懸念しているのは、このままの状況で進み、日本が米中双方から厄介な存在と見なされる可能性です。これまで日本は、米中対立の中でアメリカ陣営の重要な一員として存在感を発揮してきました。しかし、もし米中が対立を管理しながら協商へ向かうなら話は変わります。日本だけが中国への強硬姿勢を取り続ければ、むしろ米中双方から距離を置かれる、もしくはスケープゴートにされる可能性があります。
目次
まえがき
第1章 世界は「宗教戦争」に突入した
第2章 トランプは変節していない
第3章 世界は敗北していない
第4章 大変革する世界、日本の選択
あとがき
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