【造血器腫瘍の病理診断における必携の一冊!WHO分類第5版対応の改訂版!】
腫瘍病理鑑別診断シリーズ「造血器腫瘍」,WHO分類第5版に対応した待望の第2版.初版刊行(2013)から13年.
造血器系のWHO分類も第5版(2024)となり,分子分類がより重要視され,分類自体も細かく,複雑になった.また,2025年には造血器腫瘍の遺伝子パネル検査が保険収載されるなど,造血器腫瘍の診断を取り巻く環境は変化の只中にある.
そうした状況を踏まえ,今改訂では,最新知見を盛り込み,精選した病理写真とともに病理診断の要点,鑑別ポイントを解説した.
≪主要目次≫
第1部 検鏡前の確認事項
Ⅰ.骨髄評価のための基礎知識
1.骨髄の採取
2.塗抹標本の取扱い方
3.病理標本の取扱い方
4.免疫組織化学による造血器腫瘍の鑑別
5.フローサイトメトリー, 染色体分析,fluorescence in situ hybridization(FISH)
6.遺伝子診断とパネル検査
Ⅱ.成人の骨髄の評価
Ⅲ.小児の骨髄の評価
第2部 組織型と診断の実際
Ⅰ.骨髄性前駆病変
Ⅱ.骨髄増殖性腫瘍
1.慢性骨髄性白血病
2.真性赤血球増加症
3.本態性血小板血症
4.原発性骨髄線維症
5.若年性骨髄単球性白血病
Ⅲ.肥満細胞症
Ⅳ.骨髄異形成腫瘍
1.遺伝子異常を伴う骨髄異形成症候群
2.形態学的特徴によって定める骨髄異形成症候群
3.小児骨髄異形成症候群
Ⅴ.骨髄異形成/骨髄増殖性腫瘍
Ⅵ.急性骨髄性白血病
1.遺伝子異常で定義される急性骨髄性白血病
2.分化段階で定義される急性骨性白血病
3.骨髄肉腫
Ⅶ.二次性白血病
Ⅷ.混合形質性急性白血病
Ⅸ.芽球性形質細胞様樹状細胞腫瘍
Ⅹ.形質細胞への分化を示す腫瘍
XI.急性リンパ性白血病
第3部 鑑別ポイント
Ⅰ. 骨髄病変を伴うリンパ性腫瘍
Ⅱ.線維化をきたす骨髄性病変の鑑別
コラム ドライタップをきたす骨髄性腫瘍の鑑別
Ⅲ.骨髄低形成をきたす骨髄性腫瘍の鑑別
Ⅳ.巨核球の形態異常をきたす骨髄性腫瘍の鑑別
Ⅴ.赤芽球系細胞の増加をきたす骨髄性腫瘍の鑑別
VI.好酸球増加をきたす骨髄性腫瘍の鑑別
第4部 臨床との連携
Ⅰ. MPNにおける疾患のリスク分類
Ⅱ.リンパ腫骨髄浸潤の臨床的意義
Ⅲ.骨髄移植後の骨髄変化
Ⅳ.分子標的薬を含む薬剤治療後の骨髄像
Ⅴ.放射線障害と造血器腫瘍
Ⅵ.病理診断報告書の記載法