朱子学再考 続
  • 発売日:2026/10/23
  • 出版社:法藏館
  • ISBN:9784831857699

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朱子学再考 続

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商品説明
朱子学は東アジアでどのように学ばれ、それぞれの地域に根づいていったのか。中国・朝鮮・ベトナム・日本の書院や教育、文化の交流をたどり、「勉強」「冠婚葬祭」など身近な言葉にも目を向け、その受容と展開を読み解く。

「この続篇では、朱子学を東アジアから考えるという文化交渉学的視点による論考を収め、さらに日本の朱子学にかかわる文章を新たに書き下ろした。朱子学は南宋の朱熹(一一三〇~一二〇〇)の学問思想だが、その影響は大きく、中国のみならず東アジア全体に及んでいる。そうした日本を含む「東アジア」という視角から見た場合どうなのかをふまえつつ書いたものを主に収載したのである。……儒教や朱子学がそうであるように、中国の文化は実は中国だけにとどまっていない。中国文化とは何であったか、それを見定めるためにも、中国一辺倒を超えた東アジアの文化交渉的視点が必要と思われるのである」(「はじめに」より)。

【目次】
はじめに

Ⅰ 朱子学と東アジア

東アジアの儒教と文化交渉――覚え書き
東アジアの書院について――研究の視角と展望
東アジアにおける書院と私塾――中国・韓国・ベトナム・日本
江戸初期における学塾の発展と中国・朝鮮――藤原惺窩、姜沆、松永尺五、堀杏庵、林羅山、林鵞峰らをめぐって
「白鹿洞書院掲示」と日本の学規――近世から近代へ
陰陽五行――その基本理論と宋代までの展開

Ⅱ 書  評
溝口雄三著『方法としての中国』――中国近代史像を捉え直す 今後の中国学に多くの材料を提供
溝口雄三・中嶋嶺雄編著『儒教ルネッサンスを考える』――文化伝統の「再発見」をめざす 儒教文化圏諸国の政治的・社会的多様性をあきらかに
甘懐真、常建華両氏の近作に寄せて――甘懐真著『唐代家廟礼制研究』・常建華著『宗族志』
蜂屋邦夫著『金元時代の道教──七真研究』
市来津由彦著『朱熹門人集団形成の研究』
辛賢著『漢易術数論研究──馬王堆から『太玄』まで』――術数理論と中国のパラダイム
劉岳兵教授の近代日本儒教研究──『中日近現代思想与儒学』および『日本近代儒学研究』、『明治儒学与近代日本』に寄せて
堀池信夫編『知のユーラシア』
松下道信著『宋金元道教内丹思想研究』
土田健次郎著『朱熹の思想体系』

Ⅲ 朱子学と日本
朱子学と日本語――洒落、一辺倒、稽古、勉強
「冠婚葬祭」の語源と朱子学
日本朱子学者たちのすぐれた理解

後  記
目次
はじめに

Ⅰ 朱子学と東アジア

東アジアの儒教と文化交渉――覚え書き
はじめに
一 儒教史の研究と儒教通史
二 「文化交渉」について
三 近世東アジアの儒教の諸相
おわりに――文化としての儒教

東アジアの書院について――研究の視角と展望
はじめに
一 なぜ書院をとり上げるのか
二 朱子学と教育
三 書院の位置づけ
四 研究の視角
おわりに
 参考文献

東アジアにおける書院と私塾――中国・韓国・ベトナム・日本
はじめに
一 中国の場合
二 韓国の場合
三 日本の場合
四 日本の私塾の特色
おわりに

江戸初期における学塾の発展と中国・朝鮮――藤原惺窩、姜沆、松永尺五、堀杏庵、林羅山、林鵞峰らをめぐって
はじめに
一 藤原惺窩および姜沆
二 松永尺五、堀杏庵、徳川義直
三 林 羅山
四 林 鵞峰
小  結

「白鹿洞書院掲示」と日本の学規――近世から近代へ
はじめに
一 白鹿洞書院掲示とその反響
二 日本の関連著作について
三 日本の学規について――塩谷宕陰『列藩学制』および『学制彙集』
小  結

陰陽五行――その基本理論と宋代までの展開
はじめに
一 陰 陽
二 『易経』と陰陽
三 五 行
四 陰陽五行説の展開
おわりに──宋代における自然哲学の新展開
 参考文献 

Ⅱ 書  評
溝口雄三著『方法としての中国』――中国近代史像を捉え直す 今後の中国学に多くの材料を提供
溝口雄三・中嶋嶺雄編著『儒教ルネッサンスを考える』――文化伝統の「再発見」をめざす 儒教文化圏諸国の政治的・社会的多様性をあきらかに
甘懐真、常建華両氏の近作に寄せて――甘懐真著『唐代家廟礼制研究』・常建華著『宗族志』
蜂屋邦夫著『金元時代の道教──七真研究』
市来津由彦著『朱熹門人集団形成の研究』
辛賢著『漢易術数論研究──馬王堆から『太玄』まで』――術数理論と中国のパラダイム
劉岳兵教授の近代日本儒教研究──『中日近現代思想与儒学』および『日本近代儒学研究』、『明治儒学与近代日本』に寄せて
堀池信夫編『知のユーラシア』
松下道信著『宋金元道教内丹思想研究』
土田健次郎著『朱熹の思想体系』

Ⅲ 朱子学と日本
朱子学と日本語――洒落、一辺倒、稽古、勉強
はじめに
一 朱子学と日本の日常語――「洒落」「一辺倒」「稽古」
二 「勉強」の語の由来

「冠婚葬祭」の語源と朱子学
はじめに 
一 冠婚葬祭の語について
二 日本における使用 
小  結 

日本朱子学者たちのすぐれた理解
はじめに
一 藤原惺窩
二 山崎闇斎
三 浅見絅斎
四 貝原益軒・堀 景山
五 室 鳩巣
六 中村惕斎


後  記
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