• 発売日:2023/03/10
  • 出版社:法蔵館
  • ISBN:9784831862761

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平田篤胤 狂信から共振へ

平田篤胤 狂信から共振へ

通常価格 6,600 円(税込)
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商品説明
狂信的な国粋主義者か、神仙思想に没頭し魂の尊厳を問うた求道者か。
民俗学はなぜ国粋主義と親和性があるのか。

平田篤胤没後180年のいま、多角的な視点からカリスマ・平田篤胤に光をあて、ファシズムを問い直す挑戦的試み。


[目次より]

序章 狂信から共振へ【山下久夫】

Ⅰ 同時代との共振

第一章『古史伝』の神代像と『香取志』『鹿島志』
共振を求めて 【山下久夫】
第二章「気吹舎」の出版活動と在地の「知」
共振する伊豆国 【中川和明】
第三章 平田篤胤と近世仏教
《排除》と《包括》 【森和也】
第四章 近世知識人の怪異認識と平田篤胤
「天狗」理解をめぐって 【今井秀和】
第五章 『牛頭天王暦神辯』における吉備真備批判の意味
篤胤と近世祇園社との共振【鈴木耕太郎】
第六章「玄学」という名付け
ユニバーサルとパーソナル 【森瑞枝】
 コラム①「一つの世界」のなかの平田篤胤
比較神話学の夜明けと篤胤 【彌永信美】

Ⅱ 時代を超えた共振

第七章 篤胤のなかの中世
その神学的方法に底流するもの 【小川豊生】
第八章 寅吉をめぐる冒険【三ツ松誠】
 コラム②明治の平田家、平田胤雄と印行社 【相澤みのり】
第九章 柳田国男と「平田派」の系譜
大国隆正と宮地厳夫に注目して 【渡勇輝】
第十章 平田国学とキリスト教 【齋藤公太】
第十一章 再生する平田篤胤
世紀転換期の「神道史」叙述における「事実」と「想像」をめぐって 【木村悠之介】
 コラム③平田篤胤と酒井勝軍の神代文字観
「完全言語」として 【吉田唯】
第十二章 神仙・調息・ファシズム
平田篤胤と近代異端神道をめぐって 【斎藤英喜】
あとがき
執筆者略歴
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