不祥事が発覚した某社では、緊急会議が開かれた。外部コンサルは組織風土を問題視し、「対話」を軸に社内改革を打ち出す。新卒5年目の人事部・朝井碧はこれに違和感を覚え、社内を駆けまわり奮闘する――。
会社は、そして人は、いかに変われるのか? 著者初のお仕事小説!
◆目次◆
序章 風の話――手懐けられる責任
第一章 水の話――合理性はどこから
第二章 理の話――「無理」が生まれる場所
第三章 青の話――声を上げるということ
第四章 器の話――「なかったことにしない」
第五章 人の話――風土ではなく残るもの
終章 碧い森の話
◆プロフィール◆
勅使川原真衣
Teshigawara Mai
組織開発コンサルタント。1982年横浜市生まれ。東京大学大学院教育学研究科修了。外資コンサルティングファーム勤務を経て独立。進行乳がん闘病中の二児の母。デビュー作は『「能力」の生きづらさをほぐす』(どく社、紀伊國屋書じんぶん大賞第8位)。その後『働くということ』(集英社新書、新書大賞2025第5位)他、著書多数。 近著に『組織の違和感』(ダイヤモンド社)、『「頭がいい」とは何か』(祥伝社新書)があり、文化放送ラジオなどでも発信中。