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夢食み探偵と眠れない小説家

夢食み探偵と眠れない小説家

小俵マリコ (イラスト)
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☆★☆★☆絶賛の声続々!☆★☆★☆

終わらない仕事、眠れない夜、開いた物語に夢中になれることは一種の奇跡です。
めくるめく、酩酊、あるいは陶酔。おもわず指でなぞりながら読みました。
こんな甘い悪夢なら、いつまでだって、見ていたい!
―作家・紅玉いづき(『ミミズクと夜の王』(KADOKAWA)『現代詩人探偵』(東京創元社)著)

万華鏡のように艶やかな悪夢の残酷劇!
どこまでが夢で、いつからが現か。曖昧になる境にこそ真実が滲みだす。人は眠らずには生きられないもの。睡眠を侵す恐怖ほど怖いものはありません。…それでも地獄めぐりの終わりは泣きました。
―作家・夢見里龍(『後宮食医の薬膳帖』(KADOKAWA)『後宮見鬼の嫁入り』(TOブックス)著)

〝奇書〟という言葉が思い浮かびました。
幻想的で肉感的な悪夢に魅せられている内に、現実との境界線は曖昧になっていく。引用される名作の数々に、繰り返される煌びやかに倒錯したモチーフ。
その地獄巡りの果てには――ああ、これは探偵(ホームズ)と助手(ワトソン)の物語(ロマンス)なのだと再確認させられました。
―作家・椎葉伊作(『怪異―百モノ語―』(マイナビ出版)『オウマガの蠱惑』(KADOKAWA)著)

専業小説家・浅岸真宵。彼女は極度の不眠に悩まされていた。
彼女は『眠りの専門家』として夢食み探偵・壊夜うつつについて聞き、彼のもとを訪ねる。
現実離れした美貌をもつ、不思議な探偵は、彼女にある提案をする。
安らかな眠りを取り戻したいのならば、地獄を巡るしかない。そのために自分の助手となること。
不信感を頂きつつも、真宵は彼の手を取り——地獄巡りが開始された。
様々な文学作品をなぞるがごとき、悪夢の数々。
不条理で歪な地獄の底にて、真宵の見つける真実とは——。

『異世界拷問姫』シリーズ(KADOKAWA)の綾里けいしが贈る、夢とうつつが入り交ざる耽美ホラー譚。

・担当編集のおすすめポイント
美しくもグロテスクな世界観を得意とする綾里けいし先生のホラー作品。
いくつかの夢を巡る物語ですが、夢の造詣がとにかく不条理でおぞましいです。
どこまでも深みにはまっていくような展開と、少しずつ明かされていく探偵と助手の物語。

おぞましくも美しい、強烈な綾里ワールドをぜひお楽しみください。
目次
第零夜 私たちは、夢を織り成す糸のようなものだ 4ページ
第一夜 胡蝶の夢 20ページ
第二夜 胎児よ、胎児よ、何故踊る 78ページ
第三夜 銀河鉄道の夜 148ページ
第四夜 夜のゆめこそまこと 202ページ
第五夜 浅茅が宿 263ページ
終夜 夢十夜 309ページ
浅岸真宵著『夢食み探偵と眠れない小説家』第五巻 最終章より抜粋 322ページ
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