• 発売日:2025/07/28
  • 出版社:旬報社
  • ISBN:9784845121052
通常価格 1,980 円(税込)
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商品説明
学校は男女平等に見えて、実際には男性を標準とし、「良いこと、目指すべきこと」とされる基準の多くが「男性性」と結びついている。しかし教師はそれを意識することなく、当たり前に受け入れていないだろうか。学校で日々行っていることの多くが日本のジェンダー不平等の大きな原因なのかもしれない。学校の日常をジェンダーの視点から問い直す。
目次
はじめに 
序章 なぜ「男性性」を問うのか 前川直哉
1章 「指導力」という名の教員の「暴力」
――男性支配への合意を調達する仕組み 前川直哉(福島大学准教授)
 コラム  エミールから現代まで  片岡洋子(千葉大学教授)
2章 「男性性」の“くびき”をまなざす 大江未知(大学教職養成課程教員)
3章 「自分らしさ」では届かない場所へ
──フェミニズムとともに歩む教室の実践 星野俊樹✕大江未知
4章 男子の聖域 福島はなこ(開成中学国語教諭)
 コラム  田中・福島往復書簡―闖入者たちの対話-―
5章 男子校でこそ感情の言語化を 田中めぐみ(男子中高校社会科教諭)
6章 トラブルとしての異性装 菅野真文(北海道公立高校教諭)
 コラム 私が「学校の男性性」を感じるとき――アンケート結果から
7章 フェミニズムから男性性を問うことはできるか 虎岩朋加(椙山女学園大学教授)
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