本の雑誌452号2021年2月号

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特集:街ノンフィクションを読め!

鶯谷から新橋、川崎、高田馬場、アンダーグラウンドに都会の秘境、異界まで、いま街ルポが面白い! というわけで本の雑誌2月号の特集は「街ノンフィクションを読め!」。泉麻人の山手線一周ノンフィクションガイドから、都市の裏側、横丁、遊郭、ドヤ街に大阪ディープサウス、そしてヤミ市まで、カオスな街の魅力と歴史、そこに蠢く人々の実態に迫るノンフィクションがどさっと登場。GoToも一時中止のいまこそ、街ノンフィクションでディープな旅に出よう!

新刊めったくたガイドは吉野仁が濃厚ゴシック・ミステリ『ホテル・ネヴァーシンク』を珠玉の名作と絶賛すれば、藤ふくろうは韓国ごはん文学『きょうの肴なに食べよう?』であれもこれも食べたい! 大森望が年代別海外SF傑作選の18年ぶりの復活を寿げば、古山裕樹は掃除機探偵のロードノベル『地べたを旅たつ』がいいぞ!と太鼓判。高頭佐和子が『私を月に連れてって』の歪みない視線にハッとすれば、冬木糸一は教育の力を実感させる衝撃の回顧録にびっくり。そして北上次郎は85年前の台湾が鮮やかに蘇る『台湾博覧会1935』が面白い!と一気読み。さあ、おじさんが驚いたスタンプコレクションで20世紀初頭の台北にタイムスリップだ!

今月は「本屋大賞で買った本」で凪良ゆうが登場! 副賞の10万円分の図書カードで買いも買ったりの73冊を一挙公開すれば、読み物作家ガイドでは小財満が権力を笑い飛ばす反骨と好奇心の作家・東直己の10冊を紹介。黒い昼食会が「ゴミ人間は勘弁してくれ!」と悲鳴を上げれば、鉄道書をひもとくV林田は元祖「初詣」の地を特定! 三密防止で初詣も自粛ムードだが、本の雑誌2月号があれば気分は川崎大師!? 今年もよろしくで46年目の初春が来たのだあ!
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