あなたの苗字は、どの神様につながっているか。
2700姓以上を収録した「苗字→祖神」索引つき
佐藤、鈴木、高橋──日本人の苗字をたどると、その先に神話の神々が立っている。
佐藤は藤原氏を経て天児屋命へ。鈴木は熊野の神官家から饒速日命へ。
本書は45柱の神々を「どの氏族が祀り、どの苗字に血脈が流れたか」という一本の軸で貫いた、これまでにない神様図鑑です。
1柱につき見開き2ページ。以下の9項目を完全網羅しました。
・本文(神話での事績)
・ご利益/神威
・関連氏族(誰が祀ってきたか)
・関連苗字(どの姓に連なるか)
・神紋(社に伝わる実際の紋)
・習合/垂迹(仏教・世界神話との対応)
・関連神/関連神社
さらに巻末には、2700姓以上を五十音順に並べた索引を収録。
自分の苗字を引けば、該当する神様のページ番号にたどり着けます。
「苗字祖神検索」も収録し、「なぜ日本人の苗字は天照と天児屋に集中するのか」が一目でわかります。
記紀の表舞台に立たない神々にも、正面から踏み込みました。
・記紀に一度も登場しない祓いの女神・瀬織津姫
・東北に痕跡を残す先住神・アラハバキ
・記紀唯一の星神にして反逆者・天津甕星
・武神が制しえず、織物の神が降した神話の逆転劇
12柱については、見開き2ページの特別解説を追加。
淡路海人族が祀った伊邪那岐の原像、出雲の「祭る側と祭られる側」の二重構造、
天火明と饒速日を同一神とみたとき浮かび上がる列島規模の氏族ネットワーク──
通説をなぞるだけでは見えない景色を描き出します。