• 発売日:2025/10/10
  • 出版社:英治出版
  • ISBN:9784862763433
通常価格 2,640 円(税込)
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商品説明

あなたが“選んだ”その一口が、

私たちを生かし殺すとしたら



食品ロス、超加工食品、肉食、農業と温暖化、格差……


食をめぐる意外な事実の数々と、私たちが今できること。



イギリスで話題になった「国家食料戦略」の立役者が、

複雑で巨大な食の舞台裏に切り込む!

目次

日本語版序文(井出留美)

はじめに

「システムに捕らわれる」とはどういうことか(概説)



第1部 私たちの体


 1 奇跡と災厄―食糧危機の解決がなぜ現在の危機をもたらしたのか


 2 ゆでガエル―私たちはなぜこんなに太ってしまったのか


 3 走っても過食はなかったことにならない―運動で健康になれるが減量にはつながらない


 4 食欲―私たちの昔ながらの体は現代の環境にうまく対応できない


 5 卵サンドイッチを解剖する―超加工食品と腸内マイクロバイオーム


 6 食の不平等―貧しいと健康的な食事に手がとどきにくい


 7 何を食べるかまで手取り足取り? ―国家介入の是非


 8 システムをハックする―ジャンクフード・サイクルを断ち切るための法整備


 9 体をハックする―もし政治家が行動しなければ、製薬会社は……





第2部 私たちの土地


 10 人間は世界をどのように食べてきたのか―環境破壊の最大の原因は食料システム


 11 自然の不可視性―私たちの食べ物の本当の値段


 12 食が地球を暖める―食料生産は、気候変動にさまざまな形で影響している


 13 肉食は今がピークか?―畜産農業を減らしてもいい理由


 14 心ある食べ物―集約的飼育の悲惨


 15 土地利用を最適化する―私たち自身のために、自然の空間はもっと必要


 16 だれも蝶は食べられない―自然保護が食料安全保障を損なうとは限らない


 17 全てがうまくいくだろうか?―無駄を排除することさえできれば





第3部 私たちの未来


 18 希望のフライドチキン―代替たんぱく質は私たちを救えるか?


 19 大地の守り手―政府は農家の役割と処遇を見直さなければならない


 20 愛の力―すぐれた食文化は私たちが作り出すもの


 21 ユートピアかディストピアか?―私たちは来るべき世界に備えなければならない


 

付録―食料システムの変革に向けて

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