斎藤茂吉、森外、正岡子規、与謝野鉄幹・晶子、種田山頭火、ベンヤミン、多和田葉子、穂村弘、高橋睦郎、大岡信、北川透、石原吉郎、荒川洋治、平出隆、蜂飼耳……などの人々に言及。
時代の表現者たちを自在に、時にやさしく、時に鋭く読み解いていく。
岡井隆の忘れものは、岡井隆の遺言であり、日本語の美しさへのあらゆる賛美である。
詩の美しさを支えるのは、詩の背後の時代でもあるのだ。
いい詩を、まことにいい詩として解読できたとすれば、その時代がわかったともいえるのである。
岡井 隆
【章立て】
暗黒救済のメッセージ/美しき時代の詩歌/孤心とうたげ/詩歌句の未来/詩における物語性/啄木の方法/対談 岡井隆『暮れてゆくバッハ』を読む/人生の贈りもの
コラム6点も収録