- 発売日:2026/10/05
- 出版社:書肆侃侃房
- ISBN:9784863857353
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地中海文学への招待 16の都市をめぐる物語
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- 発売日:2026/10/05
- 出版社:書肆侃侃房
- ISBN:9784863857353
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商品説明
地中海文学とはいったい何か? エッセイの形式で綴る入門書!
ヨーロッパ、アフリカ、アジアに囲まれる地中海は、文明の交差点として多彩な文化を育んできた一方、絶えず揺らぎや緊張を内包してきた。11名の気鋭の文学研究者が地中海地域の都市とその街を描いた文学作品を紹介していく日本初の地中海文学入門。
執筆者:鵜戸聡(アラブ・ベルベル文学)、奥彩子(ユーゴスラヴィア文学)、小久保真理江(イタリア文学)、小林薫(ギリシャ古典文学)、小林久子(アルバニア文学)、三枝大修(フランス文学)、富田広樹(スペイン文学)、中村菜穂(ペルシア文学)、古川哲(ロシア文学)、細田和江(パレスチナ・イスラエル文学)、宮下遼(トルコ文学)
取り上げられる都市:アルジェ(アルジェリア)、アレクサンドリア(エジプト)、イスタンブール(トルコ)、エグ=モルト(フランス)、ガザ(パレスチナ)、グラース(フランス)、ジブラルタル(イギリス海外領土)、ジロカストラ(アルバニア)、セート(フランス)、タンジェ(モロッコ)、テーバイ(ギリシア)、ドゥブロヴニク(クロアチア)、ハイファ(イスラエル)、バルセロナ(スペイン)、プーラ(クロアチア)、ローマ(イタリア)
「これまで、文学作品の多くは、国民文学という枠組みの中で個別に論じられることが多く、作品が持つ豊かな背景は、言語あるいは国境によって分断され、限定的な文脈に閉じ込められてきました。近年よく耳にする「世界文学」という語には、こうした制約を免れて自由に文学を味わいたいという願望が込められているように思います。ただ、いきなり「世界」まで射程を広げることは容易ではありません。まずは「地中海」という中間的な地域圏から読み解いてみよう──本書はそんな思いから編まれました」(奥彩子「はじめに」より)
2026年10月刊行予定です。
ヨーロッパ、アフリカ、アジアに囲まれる地中海は、文明の交差点として多彩な文化を育んできた一方、絶えず揺らぎや緊張を内包してきた。11名の気鋭の文学研究者が地中海地域の都市とその街を描いた文学作品を紹介していく日本初の地中海文学入門。
執筆者:鵜戸聡(アラブ・ベルベル文学)、奥彩子(ユーゴスラヴィア文学)、小久保真理江(イタリア文学)、小林薫(ギリシャ古典文学)、小林久子(アルバニア文学)、三枝大修(フランス文学)、富田広樹(スペイン文学)、中村菜穂(ペルシア文学)、古川哲(ロシア文学)、細田和江(パレスチナ・イスラエル文学)、宮下遼(トルコ文学)
取り上げられる都市:アルジェ(アルジェリア)、アレクサンドリア(エジプト)、イスタンブール(トルコ)、エグ=モルト(フランス)、ガザ(パレスチナ)、グラース(フランス)、ジブラルタル(イギリス海外領土)、ジロカストラ(アルバニア)、セート(フランス)、タンジェ(モロッコ)、テーバイ(ギリシア)、ドゥブロヴニク(クロアチア)、ハイファ(イスラエル)、バルセロナ(スペイン)、プーラ(クロアチア)、ローマ(イタリア)
「これまで、文学作品の多くは、国民文学という枠組みの中で個別に論じられることが多く、作品が持つ豊かな背景は、言語あるいは国境によって分断され、限定的な文脈に閉じ込められてきました。近年よく耳にする「世界文学」という語には、こうした制約を免れて自由に文学を味わいたいという願望が込められているように思います。ただ、いきなり「世界」まで射程を広げることは容易ではありません。まずは「地中海」という中間的な地域圏から読み解いてみよう──本書はそんな思いから編まれました」(奥彩子「はじめに」より)
2026年10月刊行予定です。
目次
【目次】
はじめに(奥彩子)
地中海文学とは何か? (鵜戸聡)
Ⅰ 地中海都市に導かれて
アルジェ(アルジェリア) 『異邦人』から『ムルソー、再捜査』へ ダーウド『もうひとつの『異邦人』』(鵜戸聡)
アレクサンドリア(エジプト) 詩的連想のなかのイスカンダルの鏡 『ハーフィズ詩集』(中村菜穂)
イスタンブール(トルコ) 故郷に追いつくときはゆっくり歩いて、オルハン・パムク『僕の違和感』(宮下遼)
エグ=モルト(フランス) 悲しき湿地帯 アレクサンドル・デュマ『南仏旅行印象記』(三枝大修)
ガザ(パレスチナ) 瓦礫に埋もれた物語 リフアト・アルアライール『わたしが死なねばならないとしても』(細田和江)
グラース(フランス) ブーニン『日射病』とシャネルN°5
ジブラルタル(イギリス海外領土) お墓参りに骨折れる カダルソ『モロッコ人の手紙/鬱夜』(富田広樹)
ジロカストラ(アルバニア) 石が語る街 イスマイル・カダレ『石の年代記』(小林久子)
セート(フランス) 素通りされてしまった港町 ジュール・ヴェルヌ『クローヴィス・ダルダントール』(三枝大修)
タンジェ(モロッコ) 失恋と裏切りのバカンス ターイア『ベッドがあれば』(鵜戸聡)
テーバイ(ギリシャ) 物語(ミュートス)の交差する場所(トポス)
ドゥブロヴニク(クロアチア) 時を忘れる街 イェルゴヴィチ『胡桃材の館』(奥彩子)
ハイファ(イスラエル) 記憶と寛容の故郷 ガッサーン・カナファーニー『ハイファに戻って』(細田和江)
バルセロナ(スペイン) 陰鬱な都市として ルイス・サフォン『風の影』(富田広樹)
プーラ(クロアチア) 妖精たちのいるところ ヴラディミル・ナゾル『イストラ物語』(奥彩子)
ローマ(イタリア) 移動と混淆の森(小久保真理江)
Ⅱ 地中海文学と私
フランス語圏のアラブでベルベルな文学(鵜戸聡)
文学が描きだす、いまはない国(奥彩子)
イタリアとその海の向こう(小久保真理江)
古代ギリシアに生きた人々の営みとしての文学(小林薫)
小さな国の「大きな文学」研究(小林久子)
あてどなく仏文(三枝大修)
遥かなるペルシア(中村菜穂)
たゆたうように本を読む(富田広樹)
ロシアの輪郭=周縁を丁寧になぞる(古川哲)
イスラエルとパレスチナの「間」の文化の研究(細田和江)
古今のトルコを文学作品に探す(宮下遼)
地中海文学を知るためのブックガイド
おわりに(細田和江)
執筆者紹介
はじめに(奥彩子)
地中海文学とは何か? (鵜戸聡)
Ⅰ 地中海都市に導かれて
アルジェ(アルジェリア) 『異邦人』から『ムルソー、再捜査』へ ダーウド『もうひとつの『異邦人』』(鵜戸聡)
アレクサンドリア(エジプト) 詩的連想のなかのイスカンダルの鏡 『ハーフィズ詩集』(中村菜穂)
イスタンブール(トルコ) 故郷に追いつくときはゆっくり歩いて、オルハン・パムク『僕の違和感』(宮下遼)
エグ=モルト(フランス) 悲しき湿地帯 アレクサンドル・デュマ『南仏旅行印象記』(三枝大修)
ガザ(パレスチナ) 瓦礫に埋もれた物語 リフアト・アルアライール『わたしが死なねばならないとしても』(細田和江)
グラース(フランス) ブーニン『日射病』とシャネルN°5
ジブラルタル(イギリス海外領土) お墓参りに骨折れる カダルソ『モロッコ人の手紙/鬱夜』(富田広樹)
ジロカストラ(アルバニア) 石が語る街 イスマイル・カダレ『石の年代記』(小林久子)
セート(フランス) 素通りされてしまった港町 ジュール・ヴェルヌ『クローヴィス・ダルダントール』(三枝大修)
タンジェ(モロッコ) 失恋と裏切りのバカンス ターイア『ベッドがあれば』(鵜戸聡)
テーバイ(ギリシャ) 物語(ミュートス)の交差する場所(トポス)
ドゥブロヴニク(クロアチア) 時を忘れる街 イェルゴヴィチ『胡桃材の館』(奥彩子)
ハイファ(イスラエル) 記憶と寛容の故郷 ガッサーン・カナファーニー『ハイファに戻って』(細田和江)
バルセロナ(スペイン) 陰鬱な都市として ルイス・サフォン『風の影』(富田広樹)
プーラ(クロアチア) 妖精たちのいるところ ヴラディミル・ナゾル『イストラ物語』(奥彩子)
ローマ(イタリア) 移動と混淆の森(小久保真理江)
Ⅱ 地中海文学と私
フランス語圏のアラブでベルベルな文学(鵜戸聡)
文学が描きだす、いまはない国(奥彩子)
イタリアとその海の向こう(小久保真理江)
古代ギリシアに生きた人々の営みとしての文学(小林薫)
小さな国の「大きな文学」研究(小林久子)
あてどなく仏文(三枝大修)
遥かなるペルシア(中村菜穂)
たゆたうように本を読む(富田広樹)
ロシアの輪郭=周縁を丁寧になぞる(古川哲)
イスラエルとパレスチナの「間」の文化の研究(細田和江)
古今のトルコを文学作品に探す(宮下遼)
地中海文学を知るためのブックガイド
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地中海文学への招待 16の都市をめぐる物語
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