第7回ことばと新人賞受賞作!!
この表題作を見よ。生きていくうえでだれもが抱く漠とした不安をそこはかとないユーモアにつつんで見せてくれる。
ようするに選べなかったもうひとつの人生を過大評価してはいけないのだ。
――東山彰良
ハードボイルドな文体と硬質の叙情で描く信頼と友愛の物語。ブラザーフッド&ファミリーフッドなメロい純文学を貴方に。
――佐々木敦(exことばと編集長)
-------------------------------------------------
妖怪作品を鑑賞していたら、英治の耳に“コンサート”が届けられた。
英治が受け取ったメッセージは学生時代の仲間で取り決めたSOSの合図だった。
息子の草介を連れて、失踪した友人を追跡する旅が始まる……。
ことばと新人賞最後の受賞作となった
「コンサートの呼びかけ」ほか、書き下ろし3作品も収録。
【収録作品】
コンサートの呼びかけ
遠泳
魔法の腕輪―マジックバングル―
危ない雨ではないのに