古代の交通路から見た大阪湾沿岸の古墳

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古代の交通路から見た大阪湾沿岸の古墳
  • 発売日:2026/07/09
  • 出版社:六一書房
  • ISBN:9784864451987

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古代の交通路から見た大阪湾沿岸の古墳

古代の交通路から見た大阪湾沿岸の古墳

通常価格 4,950 円(税込)
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  • 発売日:2026/07/09
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商品説明
 古墳時代の大阪湾沿岸には多くの古墳が築造され、瀬戸内海航路を東に進み、明石海峡を過ぎ大阪湾に入った、航行者の視線を意識して築造されたといわれてきた。
 本書では、古代の交通路から見た古墳の眺望を、GIS(地理情報システム)により古代の人々が古墳を認識した「側面から眺める視点」で再現した。古墳の視認性を地球が丸いことによる海上視認距離、および実際に見える大きさ(視角)により数値化した。
 これまで、曖昧に語られてきた、大山古墳の海路からの視認性を数値データにより、神戸沖から見えることを検証した。さらに、誉田山古墳も海路芦屋沖から見え、水路からはモニュメントとしての視認性が弱く、陸路からの視認性が高いことを示した。また、大阪湾沿岸の大型・中型古墳の視認性を検証し、海路をどのように航海していたか推定した。
 大阪平野内陸部の古墳についても、視認性を交通路からの視角により数値化した。海岸から離れた百舌鳥・古市古墳群の大型古墳においては、大和を目指した交通路の変化・古墳時代中期以降の馬の利用による、陸路からの視認性の重視が古墳の立地に影響していることを示した。また、古代の人々が常に優美な双耳峰二上山を意識して、海路・陸路から大和をめざしていたことも示した。
 最後に大阪湾岸に古墳が立地した意義を、編年順に視認性の変化を検討した。古墳を築造する主体が、古墳時代前期の地域勢力から中期以降ヤマト王権に変わるにつれ、意識する領域が広がり古墳が巨大化しモニュメントとしての役割が大きくなっていったとした。
 本書では、カシミール3D(GISソフト)によるフルカラー眺望描画・地図、現地観察写真等合計96図を掲載した。
目次
序 章
第1章 研究史
第2章 本論のアプローチ
GISによる眺望再現
海上視認距離と沈み量
視角と視力
天候の年間変動と眺望
第3章 古代の交通路
海路
水路
陸路
第4章 交通路から見た古墳群 明石海峡から大和をめざして
明石海峡から大阪湾岸へ
百舌鳥・古市から大和へ
 大山古墳
 百舌鳥陵山古墳
 誉田山古墳
大阪湾岸の大型前方後円墳
 摩湯山古墳
 淡輪ニサンザイ古墳・西陵古墳
 五色塚古墳
大阪湾岸の中型古墳
 西求女塚古墳
 乙女塚古墳
 帝塚山古墳
第5章 内陸部の古墳の立地について
百舌鳥古墳群
古市古墳群
その他の河内平野の大型前方後円墳
 心合寺山古墳
 今城塚古墳
第6章 大阪湾岸の古墳の立地について 造営時期による古墳の視認性                                        
古墳時代前期前半
古墳時代前期後半
古墳時代中期
結 言
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