カッパのいない川で子どもは育つか 「水辺」が心の底力を呼び覚ます

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カッパのいない川で子どもは育つか 「水辺」が心の底力を呼び覚ます
  • 発売日:2026/04/30
  • 出版社:つり人社
  • ISBN:9784864477703

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カッパのいない川で子どもは育つか 「水辺」が心の底力を呼び覚ます

カッパのいない川で子どもは育つか 「水辺」が心の底力を呼び覚ます

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商品説明
子どもの自殺者数が過去最多を更新し、不登校は35万人を超えた。

豊かで安全なはずの日本で、なぜ子どもたちはこれほど追い詰められているのか。
釣りを通じた自然体験が、待つ力、やり抜く力、折れない心を育てる。

創刊80年の釣り専門誌『つり人』編集長を10年務め、親子向け魚釣りイベントにも多く携わる筆者が、記者として、父として、水辺と子どもに30年かかわり続けてたどり着いた育て方のヒントとは。



巻末には、政治の側から子育て支援と水辺の環境問題に取り組む、元滋賀県知事で参議院議員の嘉田由紀子さんとの対談も掲載。



著者プロフィール

山根和明(やまね・かずあき)

1972年、神奈川県川崎市生まれ。株式会社つり人社・代表取締役社長。公益財団法人日本釣振興会・理事。駒澤大学経済学部在学中にアルバイトとして釣り専門出版社のつり人社へ入社。卒業後に正社員となり1946年創刊の月刊『つり人』編集部へ配属。2006年から同編集長、2015年に代表取締役へ就任。iモード向け釣り情報サ
イト「TSURI KING」を皮切りに、「Honda釣り倶楽部」「ANA釣り倶楽部」など大手企業の釣りメディア事業をプロデュース。自身の子育て経験や日本釣振興会が主催する子ども向け釣り教室(多摩川フィッシングフェスティバル、釣り環境学習、親子釣り教室)などの運営を通じ、若い世代の成長に水辺での遊びが与える好影響を確信し本書を執筆。
目次
はじめに……2



第1章 強い心と自己肯定感が育つ……11

カッパは絶滅危惧種!?……12

水辺の体験が「命の恩人」を教えてくれた……12

カッパが子どもを守っていた……14



第1節 自然がくれる癒しの正体……16

太公望が教えてくれる「才能より姿勢」……16

釣りは「待つ力」を育てる最高の遊び……17

子どもの「心の幸福度」は先進国最低レベル……18

魚を釣りあげる成功体験が自己肯定感を育てる……19

写真を飾れば「できる」が育つ……20

子どもの心も蝕んだコロナ禍のステイホーム……22

運動不足と日光不足から忍び寄る心身の不調……22

社会の不寛容が太陽を浴びる機会を奪っている! ……24

認知が進むセラピーとしての釣り①国会でも注目された不登校支援……26

認知が進むセラピーとしての釣り②退役軍人の心のリハビリ……28

プロフェッショナルを育てた水辺①赤間太一さん(一級建築士……30

勉強は出遅れたが劣等感は無かった……31

プロフェッショナルを育てた水辺②布施英利さん(美術批評家・解剖学者)……33

生命に触れることで絵に命が宿った……34

プロフェッショナルを育てた水辺③ 大垣友紀惠さん(デザイナー・アートディレクター)……36

成功を導いたのは命への敬意だ……37

プロフェッショナルを育てた水辺④和田一浩さん(元プロ野球選手)……38

釣りが重圧と闘う日々を救ってくれた……40

エグゼクティブが釣りを好むのは必然だ……42



第2節 楽しさの本質は「フロー体験」……44

競技の釣りで常勝者がいる理由……44

「釣りは運」は大間違い。だから成長がある……46

「工夫すれば届きそう」そこから結果が返ってくる……48

「子供は、すべて釣りを好む」 ―昭和21年の釣り雑誌より……49

工夫が通じる手応えが子どもの心を育てる……51

ゲームに夢中になる理由も同じ……52

現実世界で夢中になれるのは…………54

氷雨の中でも子どもはサオを置かなかった……55



[コラム]水辺へようこそ:釣りの基礎知識……57



第2章 失われゆく自然との接点。そのとき、子どもは……? ……61

第1節 「冒険」が与えてくれる成長の機会……62

「川ガキ」を「悪ガキ」にしてはいけない……62

自ら危険を学ぶから事故が起きない……64

「川を舐めるな、決して怖がるな」―アユ釣り名手・野嶋玉造……66

清流が身体感覚を育てる……68

「安全に流される」体験が川の怖さを身体に刻む……70

お子さんは手の中で暴れる生き物の感触を知っていますか……71

カエルの共食いの衝撃……73

現代の子が命の厳しさを知る機会はあるか……75

かわいい子には釣りをさせよう……76

「SDGs」はなぜ空虚に響くのか……77

「もったいない」に意味を込めてくれるもの……78



第2節 自分で考え、続ける力……81

自然を先生にした私の祖父……81

凝った心が整う時間があった……82

注目が集まる体験型の幼児教育……83

「青空キッチン」で娘の変化を実感……85

「『木の上に立って見る』のが親だ」―参議院議員・嘉田由紀子……86

立ち上がる力を総動員する遊び……88

釣れない湖に転校生と通い続けた思い出……89

干渉しないが見守ってくれた親……92

自分で選んでいる限り、続けることができる……92

正解のない海で舵を切る……94

前例のない危機を乗り切った力……96



第3節 清潔すぎる時代をたくましく生きるには……98

泥まみれの幼少期がくれた丈夫な体……98

砂浜を裸足で歩けなかった病弱な娘……100

娘を変えたのは泥遊びだった……101

泥や土の微生物が身体を鍛える「旧友」仮説……102

釣り場で出会う寄生虫……104

「旧友」が身近だった昭和の時代……105

花粉症は社会が清潔になったから? ……107



第3章 身近な水辺でも感じられる生命の躍動……109

第1節 知れば驚く魚たちの営み……110

アユは一年の命を次の循環へつなぐ……110

命の秩序は人間の善悪を超越する……111

児童に強く印象を残したアユ……113

日本は世界屈指の魚の王国……114

自由に釣りができる社会は恵まれている……117

世界有数の大都市TOKYOの自然……118

東京で逞しい自然が見られる多摩川……119

多摩川は「死の川」から生き返った……121

駅から徒歩圏内でタイの仲間が釣れる……122

都会の釣り場を知らないのはもったいない……124

干潟は生き物の宝庫……125

自然が壊れるのは一瞬だ……126

「母国にこんな釣り場はない」と驚いた外国人……127

あらゆる命にリスペクトを……129

コイは憧れの魚だった……131



第2節 生き物と自然の壮大な繋がり……133

森は海の恋人……133

漁師が山に木を植えたら……135

水質日本一の川でアユを調べる授業が始まった……137

捕まえた全てのアユが天然だった!……138

疑問がワンダーになりワンダフルへと育っていく……139

サケが森を育て、森がまた海を育てる……141

生きた化石チョウザメを守るには……142

人間が操れる限界を知ること……144



[コラム]水辺へようこそ:子どもと一緒に釣りをする際の安全対策……147



[エピローグ]カッパのいない川で、子どもは育つか……151

私の人生を変えた一冊……151

人間らしさとは何か……154

最高の人生と最期に言える素晴らしさ……156

カッパが消えた代償に失ったもの……160



巻末特別対談 参議院議員・嘉田由紀子×山根和明……166
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