- 発売日:2026/10/17
- 出版社:成文社
- ISBN:9784865200805
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『賢者アキールの物語』の遍歴
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商品説明
古代オリエントに発し、中世スラヴ世界へと受け継がれた『賢者アキールの物語』。ロシア、ブルガリア、セルビアに伝存する諸写本を精査し、その翻訳・伝播・変容の軌跡を丹念に跡づけることで、一つの説話が越境し継承されてきた歴史を描き出す。中世スラヴ文献文化の深層に迫る意欲作。
目次
はじめに
第一章 賢者アキール説話のスラヴ語版
賢者アキール説話のスラヴ語版とは
スラヴ語版賢者アキール説話のあらすじ
スラヴ語版におけるスラヴ語とは
第二章 賢者アキール説話スラヴ語版の起源と展開
賢者アキール説話スラヴ語版の起源
スラヴ語版の展開
賢者アキール説話のスラヴ語写本の分類──第一世代から第三世代まで──
第三章 賢者アキール説話スラヴ語写本の比較研究
スラヴ語写本の比較研究とは
(1)本文の分量
(2)物語の構成要素
(3)《文集》の構成要素としての意義
比較の基準となるスラヴ語写本の選定──〈オイドル本〉と〈サヴィナ本〉──
スラヴ語版研究のターニングポイント──〈サヴィナ本〉の発見──
第四章 スラヴ語版における異読
写本間の異読とは
スラヴ語版での異読の実例
完璧な写本は無い
異読の分析から得られるもの
第五章 物語の構成要素から見た賢者アキール説話スラヴ写本
物語の構成要素から見た賢者アキール説話スラヴ写本
物語の構成要素の量・配列の違いとは
新たな構成要素の取り入れ
物語構成要素の踏襲と改変の観点から見た〈ベリャコフ本〉
〈サヴィナ本〉、〈ベリャコフ本〉、〈ソロヴェツキー本〉三写本に共通する特徴
第六章 スラヴ語版賢者アキール説話写本群の系譜
スラヴ語版写本群の系譜解明の手掛かり
スラヴ語版写本の系統関係を考えてみる
賢者アキール説話のギリシア語版がなぜ現伝しないのか
賢者アキール説話スラヴ写本研究の現在地
第七章 『シャハイシャ王の十二の夢』
《文集》を構成する作品の例
『シャハイシャ王の十二の夢』とは
スラヴ語版『シャハイシャ王の十二の夢』の著名な諸写本
『シャハイシャ王の十二の夢』の周縁的な写本
『シャハイシャ王の十二の夢』スラヴ語版写本の比較から分かること
ロシア語版写本の持つ古風さ
シャハイシャ王の見た十二の夢とは
第八章 キエフ・ルーシの文献文化──ボリスとグレープをめぐる作品を中心に──
キエフ・ルーシにおける文献文化の誕生
揺籃期中世ロシア文献文化の一側面──ボリスとグレープをめぐる作品から
キエフ・ルーシにおける福音書の誕生
アプラコスとは
『物語』における福音書の引用
『講話』における福音書の引用
中世スラヴ世界におけるキエフ・ルーシの文献文化
第九章 ボリスとグレープを殺したのは本当にスヴャトポルクか
キエフ公ヴラジーミルの誕生まで
年代記から読むスヴャトポルクによるボリスとグレープ暗殺
キエフ公位をめぐる兄弟の戦い──スヴャトポルク、ヤロスラフの死闘
ボリスとグレープの死は誰の手によるものか
おわりに
付 録
1.現代のスラヴの諸言語
2.スラヴ諸語を分けるポイント
3.『賢者アキールの物語』のあらすじ
4.養子の教育を述べるエピソードⅡでの金言
5.スラヴ語版写本に関する補足
6.異読の実際例
参考文献
索引
第一章 賢者アキール説話のスラヴ語版
賢者アキール説話のスラヴ語版とは
スラヴ語版賢者アキール説話のあらすじ
スラヴ語版におけるスラヴ語とは
第二章 賢者アキール説話スラヴ語版の起源と展開
賢者アキール説話スラヴ語版の起源
スラヴ語版の展開
賢者アキール説話のスラヴ語写本の分類──第一世代から第三世代まで──
第三章 賢者アキール説話スラヴ語写本の比較研究
スラヴ語写本の比較研究とは
(1)本文の分量
(2)物語の構成要素
(3)《文集》の構成要素としての意義
比較の基準となるスラヴ語写本の選定──〈オイドル本〉と〈サヴィナ本〉──
スラヴ語版研究のターニングポイント──〈サヴィナ本〉の発見──
第四章 スラヴ語版における異読
写本間の異読とは
スラヴ語版での異読の実例
完璧な写本は無い
異読の分析から得られるもの
第五章 物語の構成要素から見た賢者アキール説話スラヴ写本
物語の構成要素から見た賢者アキール説話スラヴ写本
物語の構成要素の量・配列の違いとは
新たな構成要素の取り入れ
物語構成要素の踏襲と改変の観点から見た〈ベリャコフ本〉
〈サヴィナ本〉、〈ベリャコフ本〉、〈ソロヴェツキー本〉三写本に共通する特徴
第六章 スラヴ語版賢者アキール説話写本群の系譜
スラヴ語版写本群の系譜解明の手掛かり
スラヴ語版写本の系統関係を考えてみる
賢者アキール説話のギリシア語版がなぜ現伝しないのか
賢者アキール説話スラヴ写本研究の現在地
第七章 『シャハイシャ王の十二の夢』
《文集》を構成する作品の例
『シャハイシャ王の十二の夢』とは
スラヴ語版『シャハイシャ王の十二の夢』の著名な諸写本
『シャハイシャ王の十二の夢』の周縁的な写本
『シャハイシャ王の十二の夢』スラヴ語版写本の比較から分かること
ロシア語版写本の持つ古風さ
シャハイシャ王の見た十二の夢とは
第八章 キエフ・ルーシの文献文化──ボリスとグレープをめぐる作品を中心に──
キエフ・ルーシにおける文献文化の誕生
揺籃期中世ロシア文献文化の一側面──ボリスとグレープをめぐる作品から
キエフ・ルーシにおける福音書の誕生
アプラコスとは
『物語』における福音書の引用
『講話』における福音書の引用
中世スラヴ世界におけるキエフ・ルーシの文献文化
第九章 ボリスとグレープを殺したのは本当にスヴャトポルクか
キエフ公ヴラジーミルの誕生まで
年代記から読むスヴャトポルクによるボリスとグレープ暗殺
キエフ公位をめぐる兄弟の戦い──スヴャトポルク、ヤロスラフの死闘
ボリスとグレープの死は誰の手によるものか
おわりに
付 録
1.現代のスラヴの諸言語
2.スラヴ諸語を分けるポイント
3.『賢者アキールの物語』のあらすじ
4.養子の教育を述べるエピソードⅡでの金言
5.スラヴ語版写本に関する補足
6.異読の実際例
参考文献
索引
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