ロシア革命前の駐日ロシア外交官
  • 発売日:2026/09/25
  • 出版社:成文社
  • ISBN:9784865200836

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ロシア革命前の駐日ロシア外交官

ロシア革命前の駐日ロシア外交官

通常価格 2,200 円(税込)
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商品説明
開国後、来日ロシア人は増えたが、多くは短期滞在ゆえその日本観は表層的だった。一方、革命後に亡命を余儀なくされた外交官は、自由な立場から日本を回想録に刻んだ。未公刊資料も含むそれらは、大正デモクラシーから昭和軍国主義への転換を映す貴重な証言であり、親日派と傍観者という対照的視点が、同時代日本の二つの像を鮮やかに浮かび上がらせる。
目次
まえがき
第1章 駐日ロシアの公使及び大使たち──東京公使館開設一五〇周年に寄せて──
 1 そもそもの誤り──箱館領事館の存在地の選択
 2 関西におけるロシア公館──威信のための威信のみか?
 3 長崎──失われたチャンス
 4 「ロシア公使が日本で何をすればいいのか?!」
 5 「大津事件」に至る十年間
 6 「朝鮮問題」をめぐる緊張が高まる
 7 ロマン・ローゼン──ロシア外交の「カッサンドラ」
 8 「預言者は自分の故郷では尊ばれない」
 9 日露戦争後に吹いた「変化の風」──公使から大使への地位昇進
 10 〈エネルギッシュ大使〉のクルペンスキー(〈我がクルップ〉)
 11 ロシア革命が生んだ「政府のない大使館」の七年
 12 日ソ国交樹立──新職員と新館の登場
第2章 最初のロシア人日本学者──パーヴェル・ヴァスケ―ヴィチの生涯──
 1〈言葉のハンディキャップ〉による日本観の違い
 2 運命の皮肉──記憶に残るには、最初であるべきなのか
 3 千里の道が始まった第一歩──東欧から極東へ
 4 在学の日々および最初の成績
 5 日露戦争中の勤務──外交官への転換
 6 新しい任命──朝鮮半島とサハリン
 7 東京で過ごした六年間
 8 ロシア革命と大連領事館への任命
 9 亡命生活の日々──大連から再び日本への移住
 10 太平洋戦争とアブリコソフ来訪後の共同生活
 11 戦後に再び独りぼっちへ
 12 ヴァスケーヴィチの私生活および親戚について─記憶に残るには、最初であるべきなのか
第3章 パーヴェル・ヴァスケーヴィチ回想録──過去から現在にかけて──
    海軍大将S・O・マカロフの記憶に
    日露戦争五〇周年に寄せて
第4章 資料が語るヴァスケーヴィチのポートレート
 1 東洋学院での日々
  (1)身上書
  (2)東洋学院学生インターンシップに関する書簡二通
 2 東京で大使館員として
  (1)ヴァスケーヴィチからセルゲイ・エリセーエフ宛書簡
  (2)N・A・ネフスキーからヴァスケーヴィチ宛書簡
 3 回想録投稿にあたり添えられた書簡
 4 回想録に含まれなかった晩年のこと
  (1)ヴァスケーヴィチが晩年に書いたアメリカ在住の知人ら宛の手紙より
  (2)ヴァスケーヴィチの訃報に関する追悼文
あとがき
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