ジャズは自由にする
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商品説明
あの名コンビが帰ってきた!
クラシックの碩学と知性派ジャズ・ピアニストが
「いまたいせつにしたい10枚のアルバム」を厳選。
10人の巨人から〈自由〉を学ぶ興奮のジャズ講座!

クラシックの碩学・岡田暁生と、
知性派ジャズ・ピアニスト、フィリップ・ストレンジが、
コロナ禍のさなか、
「いまたいせつにしたい10枚のジャズ・アルバム」を選びだし、
そのすごさと魅力を語りつくした。

デューク・エリントン、マイルズ・デイヴィス、
ビル・エヴァンズ、キース・ジャレットから
パット・メセニー、ピーター・アースキンまで──
それぞれに異なるジャズの“自由”のかたちを読み解く。

すごいジャズには、やっぱり理由(ワケ)があった。待望の続編、ここに登場!
目次
はじめに:この本のセレクションについて
 これは「ベスト」アルバムではない!
 セレクションの焦点1……オーネット・コールマン
 セレクションの焦点2……レニー・トリスターノ
 セレクションの焦点3……ポール・モチアン
 なぜヴォーカルがないか
 ジャズとアメリカの記憶
 モダニズム芸術としてのジャズとアメリカ人にとっての「自由」

1 やりたいことを突きつめる自由
  エロール・ガーナー『Magician』(1974)
 フィリップ・ストレンジによるイントロダクション
 エロール・ガーナーとレイド・バック
 カーペンターズと何が違う?
 レイド・バックと自由

2 違う人同士が一緒になれる自由
  デューク・エリントン『...and his mother called him Bill』(1967)
 フィリップ・ストレンジによるイントロダクション
 エリントンとカウント・ベイシー
 エリントンとモダニズム
 ストレイホーンの和声とオーケストレーション
 ビッグ・バンドvsバップ
 ビッグ・バンドのアレンジ法
 エリントン楽団の猛者たち

3 バップからの、西洋調性音楽からの自由
  マイルズ・デイヴィス『Kind of Blue』(1959)
 フィリップ・ストレンジによるイントロダクション
 弱音とモード
 『カインド・オヴ・ブルー』と『ジャズ来るべきもの』
 テイク・ワン神話と即興の息吹と〈Blue in Green〉
 エヴァンズのオスティナート
 〈Flamenco Sketches〉の驚くべき臨機応変
 音楽における自由とは何なのか

4 コンポジションによる自由
  ビル・エヴァンズ『You must believe in spring』(1977)
 フィリップ・ストレンジによるイントロダクション
 エヴァンズの晩年はすごい
 エヴァンズのメランコリー
 エヴァンズの内声は語る
 ゴメスとのインタープレイ
 ドラムとのインタープレイ
 ピアノ・トリオにおける「自由」とは?
 エヴァンズにとっての自由とは?

5 ピアノという楽器からの自由
  クレア・フィッシャー『Alone Together』(1975)
 フィリップ・ストレンジによるイントロダクション
 アレンジャーとしてのすごさ
 アレンジャー・ピアニストは手から自由になる
 何を考えながらアドリブを展開しているか
 「葛藤の物語」がなくてもジャズは出来る!

6 他者と自由を共有する
  キース・ジャレット『Still Live』(1986)
 フィリップ・ストレンジによるイントロダクション
 キースのスタンダード回帰はどこから出てきた?
 キースとヒッピー世代
 ディジョネットのドラムはすごい!
 ゲイリー・ピーコックは空中浮遊する
 キースのヴァンプはすごい!

7 固定化された和音からの自由
  ケニー・ホイーラー『Angel Song』(1996)
 フィリップ・ストレンジによるイントロダクション
 ECM的なアルバム
 〈Nicolette〉の厳格な構造とフリー
 〈Nonetheless〉と変拍子
 ピアノとドラムから解放される

8 わずかなすきまにある無限の自由
  チャーリー・ヘイデン&パット・メセニー『Beyond the Missouri Sky (Short Stories)』(1996)
 フィリップ・ストレンジによるイントロダクション
 パット・メセニーの世代とは?
 若き日のメセニー
 アメリカの「田舎(カントリー)」について
 メセニー・グループについて
 〈Spiritual〉はフリー・ジャズだ!?

9 制約から生まれる自由
  ジョー・ロヴァーノ『Tenor Legacy』(1993)
 フィリップ・ストレンジによるイントロダクション
 ロヴァーノはポストモダン?
 ロヴァーノの〝なぞなぞ〟
 ロヴァーノのアドリブのやり方
 フリーって何?

10 フレームの外へ到達しようとする自由
  ピーター・アースキン『You Never Know』(1992)
 フィリップ・ストレンジによるイントロダクション
 テーマ構造を分析する
 『イン・ア・サイレント・ウェイ』の影響とトランス・ミュージック
 変拍子ブームについて
 アースキンとウェザー・リポート
 ジャズにフレームはない

おわりに──岡田暁生
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