対話する職員室――大人も子どもも自分らしくいられる学校をめざして

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対話する職員室――大人も子どもも自分らしくいられる学校をめざして

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みなさんの学校では、教職員は「やりたい」ことができていますか。「やらなければならないこと」で精いっぱいでしょうか。
こんなに忙しいのに、「やりたいこと」なんてする余裕もないし、考える時間もない。そういう学校も多いと思います。
ですが、横浜のとある学校では、教職員が「やりたい」をたくさん叶える学校があります。カリスマが引っ張ってそうなったわけではありません。特別な研究指定を受けているわけでもありません。どこにでもある普通の学校で、なぜそれが実現できたのか。
それは、職員室で「対話」をしたからです。職員会議で、校内研究で、対話の質と量を増やすことで、教職員の意欲が高まりました。それはもちろん、子どもたちの意欲にもつながります。
とある公立小学校の、特別でない学校変革ストーリーです。
目次
はじめに

第1章 教職員も子どもも「行きたくなる」学校をつくる
 夏休み明けの憂鬱
 まずは「行きたくない」を認め合う
 「夏休みビンゴ」で大盛り上がり
 職員室に「対話」を生む
 4月1日の「大人の初日」
 そもそも「いい職場」とは?
 人となりから知り合う職員室
 教職員の「やってみたい」をかなえる学校
 一人ひとり、考え方は違う
 「運営会議」の設置とアップデート
 やり方は人それぞれでも目指すところは同じ
 対話の潤滑油となる「全体性のたまご」
 「働き方改革」から「働きがい改革」へ

第2章 「職員会議」を楽しい時間に
 職員会議に対するネガティブなイメージ
 2年がかりの職員会議改造
 職員会議は対話の場
 「こんな職員室にしたい!」
 対話のテーマの工夫
 勤務時間のなかにコミュニケーションの場をつくる
 職員会議のマンネリ化を防ぐ
 校長先生の「ゆだねる」リーダーシップ

第3章 校内研究の再定義
 校内研究のモヤモヤ
 なんのための校内研究なのか
 「研究授業、一度やめてみようか」
 一度スクラップをして、意義から問い直す
 まずは「授業を見合う」ことから
 2週間の「参観ウィーク」
 学校教育目標の見直し
 教師の成長、スキルアップのための校内研究
 外部講師の伴走
 研究授業は「探しに行く」場
 年2回、研究授業をやろう!と前のめりの結果……
 「何もしない」を含めた5つの選択肢

第4章 教職員と子どもの「やりたい」を実現
 基本方針は「そろえない」
 今、目の前にいる子どもに最善を尽くす
 学級でも「やりたいこと」ができる
 6年生の校外学習・遠足は「現地集合」
 3年生が班単位で「まちたんけん」
 初任の教員も「やりたいこと」に挑戦
 スクール水着の廃止と体操着の見直し
 子どもが学校のルールを変える
 「何のため」と問い返すことの大切さ
 夏休みの水泳教室の復活

第5章 「子どもは一人ひとり」違うことが前提の授業、学級づくり
 授業観が変わったきっかけ
 まずは子どもを観ること
 単元内での「自由進度学習」的な学び
 学習指導要領を読み込む
 毎日、席替え
 子どもができることは子どもが決める
 保護者と率直に向き合う

おわりに
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