1980年代にフィンランドのケロプダス病院で誕生した「オープンダイアローグ」は、薬物療法中心の精神医療界にあって、世界中の注目を集めました。「ダイアローグ(対話)」による心のケアを実証したからです。精神病状のある方の8割が回復し、職場や学校に復帰できたという報告があります。本書は、オープンダイアローグの誕生に至る経緯を語るとともに、日本人でオープンダイアローグのトレーナー資格を持つ6人がはじめて一堂に会し、対話を実践します。「オープンダイアローグとは何か」から、そのやり方、日本でどう展開していくかなどなど、オープンダイアローグを掘り下げます。精神的な困難を抱える人だけでなく、「対話」による心のケアを試みるのに最適な一冊!