第一部 ゲーテと近代ヨーロッパ
第一章 ドイツの都市と文化
第二章 ゲーテ評伝
第三章 『ウェルテル』の解釈 ─ 愛と死の論理 ─
第四章 ゲーテ「ゲッツ・フォン・ベルリヒンゲン」のジャンル史的意義 ─ 史劇と市民劇の系譜 ─
第五章 ゲーテ「イフィゲーニエ」の新解釈 ─ 三つの古典的戯曲のモチーフ的関連
第六章 ゲーテ『親和力』解釈 ─ 「喪失」の美観
第七章 ゲーテ「ファウスト」の古典的構想における「無形式」の概念
第八章 『ファウスト』改作の歴史 ─ マーローからゲーテへ ─
第九章 ゲーテ『色彩論』の射程
第十章 書評 清水純夫著『「ヴィルヘルム・マイスター」研究』
第二部 ゲーテ『ファウスト』論考 ─ 近代的知性のドラマ ─
第一章 三つの序曲
第二章 《夜》の場と『ファウスト』の基本構想
第三章 「賭け」への過程
第四章 ファウストの「生」への媒介の過程
第五章 グレートヒェン悲劇の諸相
第六章 ファウストの世界体験
第七章 「大世界」への移行
第八章 商品市場としての「大世界」の啓示
第九章 富の装飾としての「美」への願望の目覚め
第十章 古代世界の同化の過程としての《古典的ヴァルプルギスの夜》
第十一章 近代の文化的理念としての「美」の世界帝国
第十二章 ファウストの行動的人格の復活
第十三章 ファウストの死と救済