第1部 交響曲の諸相 ─ その創意ある歩みを辿って
1.交響曲の「格」 ─ その普遍性と可能性から
2.交響曲の形式
3.交響曲における創意と創造
4.交響曲の歩み ─ 試行の観点から
⑴ 交響曲の黎明期
⑵ 古典派時代
⑶ ロマン派時代
⑷ 近現代
5.交響曲創作の壁との闘い ─ 新たな活路を求めて
6.標題への傾倒とその拡大
⑴ 標題音楽の定義と特質
⑵ 標題交響曲略史
⑶ 交響曲の標題 ─ その多様さと温度差
⑷ 標題交響曲の分身(交響詩、交響組曲など)
7.異趣と異種への傾倒、編成の妙
8.5 人の先駆者(古典派からロマン派初期にかけて)─ 創意の原点
第2部 作品篇(テーマ別)
1 季節 ─ 普遍的なテーマに潜む多様性
2 自然 ─ 無尽蔵な霊感の源泉
3 事物と心情 ─ 明と暗、虚と実が入り混じった多様な世界
4 異趣 ─ 好奇と憧憬、そして遊びの世界
5 異種 ─ 異素材の交響的昇華
6 編成の創意 ─ 楽器の集散、増減、組み合わせの音力学
コラム1《シュトゥルム・ウント・ドランク(疾風怒濤)》
コラム2《フランスのオリエンタリズム》
コラム3《怪奇文学と音楽》
コラム4《ベックリンの「死の島」余話》
コラム5《音楽とイメージ 余話》