いま、私たちが本当に必要としているのは、奪い合いではなく「受け入れ合う」心ではないでしょうか。
争わず、奪わず、調和しながら共に生きていく――。
それは、はるか縄文の時代から私たち日本人の中に息づいてきた、“大和心(やまとごころ)”という美しい精神文化でした。
*******
阪神淡路大震災、東日本大震災、そしてコロナ禍。
激動する現代を生きる私たちは、「本当の豊かさ」「本当の幸せ」とは何かを深く問い直す時代に立たされています。
本書では、伊勢神宮参事である著者が、神道のルーツである縄文文化の叡智と、そこに脈々と流れる「大和心」の精神をわかりやすく、
かつ現代の私たちがどう日常に生かすかという視点から語りかけます。
・自然とともに暮らすリズム
・他者を裁かず、受け入れる感性
・言霊、祭り、火や水に宿る神聖さ
・分かち合い、共に笑うことで生まれる幸福感
土器、土偶、森、海、月、そして神さま――
すべてと“つながっている”という感覚が、これからの共生社会の礎になると、著者は語ります。
世界が分断と混迷に揺れる今だからこそ、「日本人に生まれてよかった」と思える心のよりどころがここにあります。