「転職したいと思い続けながら年単位で時間が過ぎている」「人間関係に悩みつつも具体的アクションが思いつかず状況が変わらない」など、「長い時間考えているのに前に進んでいない」という悩みは誰もが抱えたことがあるでしょう。誰かに相談して解決できれば良いのですが、相談できる人がいない、もしくは誰に相談すれば良いかわからず、グルグルと悩み続けてしまう人は少なくありません。
本書では、「こんなに長い時間考えているのに前に進んでない気がする」という現象を「思考渋滞」と定義します。思考渋滞は、「情報」「感情」「意味」という3つの車線のいずれかで発生します。十分な情報が整理されていないのか、感情が意思決定を妨げているのか、それとも物事の捉え方(意味づけ)が行き詰まっているのか——。どの車線で滞っているかによって、取るべきアプローチは大きく異なります。重要なのは、同じ車線で考え続けることではなく、詰まっている車線から別の車線へと意図的に移動することです。思考の車線を切り替えることで、これまで動かなかった問題が驚くほどスムーズに前進するケースは少なくありません。
本書では、なぜ思考渋滞が起きてしまうのか、思考渋滞の構造・抜け出し方を解説します。今抱えている悩みを解消するだけでなく、これから先、迷ったときに自力で抜け出せる力が身につく1冊です。