日本グラフィック・メディスン協会 会誌 第2号
医療の出来事や患者の経験を、マンガやビジュアル表現を通して「見えるかたち」にする実践としてのグラフィック・メディスン。本誌は、この実践を日本の文脈で記録・共有し、検討していくための定期刊行物である。
第2号では、医療現場や教育の場において、マンガやグラフィック表現がどのように用いられているのかに焦点を当て、複数の実践や取り組みを取り上げる。
■ 特集
GM の臨床実践
本号の特集では、グラフィック・メディスンの考え方や手法が、臨床や教育の場でどのように応用されているのかを扱う。医療者自身が描くマンガ表現や、勉強会・ワークショップでの実践を通して、臨床現場におけるマンガ活用のあり方を整理する。
■ 主な内容
・医師によるマンガ表現を通した臨床実践の紹介
・医療マンガの歴史や位置づけに関する論考
・マンガ家による作品掲載および実践の紹介
・定期勉強会やワークショップのレポート
・医療監修や表現をめぐる実務的な視点の共有
■ 本号の位置づけ
本号は、グラフィック・メディスンを理念や概念として紹介するのではなく、国内における具体的な実践や活動を通して、その応用可能性を整理することを目的としている。臨床、教育、表現の各場面における取り組みを記録することで、以降の議論や検討の土台となる位置づけを持つ。