彼を救える力を得られるならば、何を失ってもかまわない――。幼い頃、光魔法に目覚めたもののアンネリーゼは平民出身。そのため周囲からは冷遇されてきたが、王家の血筋である侯爵令嬢・レーベッカが同じように光魔法に目覚めたことをきっかけに、ますます肩身が狭くなってしまう。そんな中、冷酷と噂される大国の皇帝・ラーダから聖女の輿入れの要請をされ、アンネリーゼは自らが赴くことを決意する。ところが、聖女としての役目を求めるよりも、自分のことを知ろうとしてくれる彼に戸惑う日々が始まって……? そんな中、彼に強い呪いがかけられていると知ってしまい――。