• 発売日:2021/05/14
  • 出版社:集広舎
  • ISBN:9784867350010

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慰安婦と兵士 煙の中に忍ぶ恋

慰安婦と兵士 煙の中に忍ぶ恋

通常価格 1,540 円(税込)
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  • 発売日:2021/05/14
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商品説明
戦時下の回想、ルポ、手記、小説などを心理歴史的に読み解き、慰安婦と兵士の深層に迫る!
冷静な分析の上に情愛をすくい上げ、悲惨な戦場に秘められた「人間の条件」を明らかにした比類なき一書。


慰安婦とは何であったか?
私たちは「それ」を単なる事象として捉えてはいなかったろうか?


◉ 本書『はじめに』より
慰安婦について、歴史の政治的利用により性と被害に偏した言説が繰り出されてきました。その側面は確かにあるでしょうが、兵士との愛もありました。しかも、死と隣りあわせの砲煙のたちこめる戦場において、だからこそ、その愛は文字どおり命懸けでした。この営為を軽々に考えてはなりません。そこには崇高なものさえ見出せるからです。
目次
◉ 目次
はじめに
第一章千鳥と柳
第二章存在意義―伊藤の洞察と表現を通して―
第三章恩京(金恩秀)と李佳烔
第四章金春子と長井軍曹
第五章田村の「肉体文学」
第六章春美と三上
第七章ヒロ子と原田
第八章張沢民と佐田
第九章「檻」―「世界―内―存在」を超える活写―
第十章つかこうへいによる独創的な展開
第十一章玉砕した慰安婦
第十二章声なき声に耳を澄まし伝える
おわりに
参考文献
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