国立歴史民俗博物館発! 歴史と文化への好奇心をひらく『REKIHAKU』!
いまという時代を生きるのに必要な、最先端でおもしろい歴史と文化に関する研究の成果をわかりやすく伝えます。
特集は「恵みの雨、災いの雨 遺跡に残る洪水と対峙した人びと」。
遺跡に残された洪水痕跡や、洪水を克服しようとした人びとの営為に考古学的に迫り、洪水がもつ二面性や、それに対峙した過去の人びとの姿を描き出す。
降水量に恵まれた日本列島の人びとは、いつの時代も河川とともに暮らしてきた。水と人の共生の歴史において、弥生時代は重大な契機となった。水田稲作を基礎とした生活は豊かな水によって支えられ、人びとは米を手に入れたが、同時に、洪水や干ばつの影響もより深刻になっただろう。
過去の自然環境の変化はどうだったのか。遺跡から出土した木製品からは何がわかるのか。気候変動が社会にどれほどの影響を与えたのか。維持されたムラと放棄されたムラ、移り住む者と残る者、洪水の影響は遺跡ごとに異なる。
洪水と絶えず向き合ってきた人びとは、様々な手段で危機を乗り越えてきた。選択の一つ一つが歴史を次代へつないだそれらの様相を明らかにしていく。
特集執筆は、岡田憲一、大庭重信、篠原和大、中塚 武、村上由美子、宮﨑幹也、田中元浩、石井智大、若林邦彦、篠崎鉄哉。
特集以外の記事も、好評連載・鷹取ゆう「ようこそ! サクラ歴史民俗博物館」、石出奈々子のれきはく!探検ほか、盛りだくさんで歴史と文化への好奇心をひらいていきます。
歴史や文化に興味のある人はもちろん、そうではなかった人にもささる本。それが『REKIHAKU』です。年3回刊行!