悪夢のような迷宮を味わい、
悲惨な展開を読んだ後で感じる「温もり」は
どこから生じるのか?
初期の中短編、『宇宙の眼』『高い城の男』
『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』
『流れよわが涙、と警官は言った』そして、『ヴァリス』を中心に、
全作品にわたって通底する「ディック常数」の魅力に迫る!
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◉目次
序 章 読むと依存症になる作家
第1章 ディックが始動する—中短編と三つの初期長編
第2章 『宇宙の眼』における冷戦時代の悪夢
第3章 『高い城の男』における歴史の改変と記憶
第4章 『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』における修理された世界
第5章 『流れよわが涙、と警官は言った』における涙と抱擁
終 章 回帰する場所を求めて
あとがき
註
参考文献
索引(ディック作品)