〝最後尾〟から〝最前線〟へ。
  • 発売日:2026/09/10
  • 出版社:鳥影社
  • ISBN:9784867822371

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〝最後尾〟から〝最前線〟へ。

〝最後尾〟から〝最前線〟へ。

通常価格 1,760 円(税込)
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商品説明
日本の停滞は、世界の未来を先取りしている。
成長の限界、人口減少、少子高齢化、AI時代の労働、環境との共存。
いま日本が直面する困難は、やがて先進諸国がたどる道でもある。
次の社会システムへ向かう、世界に先駆けた「移行期」なのだ。

停滞の先の未来

「失われた30年」は、本当に失われた時間だったのか。
本書は、日本の停滞を衰退の物語としてではなく、
成熟社会が避けて通れない転換点として読み直す。

人口減少、高齢化、AI、シェア型社会、環境問題―
いま日本で起きている変化の奥に、世界がこれから向かう
新しい社会のかたちを見出す意欲作。
目次
はじめに
序章 最後尾にいる国は、本当に遅れているのか
第1章 現在の経済・社会システムのこれまでと今後の推移
 第1節 成熟した国々
  第1項 日本と類似する豊かで規模の大きな国々
  第2項 成熟経済としての共通性
  第3項 経済的境界の概念
  第4項 経済的境界の推移
  第5項 日本・アメリカと7先進国の相対的位置
  第6項 名目GDPに見る日本のバブルと停滞
 第2節 先進諸国の抱える課題、先行する日本
  第1項 工業化の歴史と成熟経済への道のり
  第2項 経済の成熟は長期低迷への兆候
  第3項 人口に関する指標
  第4項 人口問題と移民問題
  第5項 初期に工業化した国々の財政
  第6項 抽出した国々の格差の現状
  第7項 抽出した国々の格差の増加傾向
  第8項 環境問題の国際化
  第9項 二酸化炭素排出削減問題
  第10項 二酸化炭素排出をめぐる先進諸国と新興国の対立
 第3節 現代の社会・経済システムの最終段階の状態の日本
  第1項 順経済課題、逆経済課題とトレードオフ問題
  第2項 トレードオフ問題が示す本質的な課題
  第3項 先進国の相対的な地位の低下と新興国の台頭
  第4項 民主主義と現代社会・経済システムの限界
  第5項 先進諸国は現行システムの最終段階へと近づいている
  第6項 現行システムの終極的段階にある日本
 第4節 日本が現行システムの終極段階に至った理由
  第1項 人口とGDPの時系列的関係から見えるもの
  第2項 日本の人口減少の要因──文化に根ざした特殊出生率の低下
  第3項 日本における移民受け入れの困難と国民性の影響
  第4項 日本経済の「ストック重視」と長期低迷の関係
  第5項 日本の「蓄積志向」とフロー不足の構造
  第6項 革新的イノベーションとアメリカの成長
     ──なぜ日本は世界をリードできなかったのか
  第7項 日本が革新的イノベーションを生み出せなかった理由
     ──改良型成長からの転換の失敗
  第8項 革新的イノベーションを阻む日本の気質
 第5節 これまでの要点と長期低迷期
  第1項 現社会・経済システムの進行した姿
  第2項 長期低迷期とはどのような時期なのか

第2章 長期低迷期に進行しつつある3つの変化
 第1節 精神の変化
  第1項 将来に対する不安の拡大
  第2項 お金を欲しがる人々の出現
  第3項 動機づけの心理学から見る変化の本質
  第4項 企業経営における精神の変質
  第5項 本来の日本企業
  第6項 「もの」より「心」への価値観の変化
  第7項 社会貢献への意識の高まり
  第8項 東日本大震災にみられる日本人の国民性
  第9項 企業における新たな精神的変化とその兆し
 第2節 技術的変化・ITとAIの進歩
  第1項 進歩しつつある技術
  第2項 日本の技術実装力とAI時代における可能性
  第3項 AIの暴走への懸念と知能爆発の誤解について
  第4項 AIによる雇用への影響と仕事の変化に関する現実的な課題
  第5項 企業のフラット化とコンパクト化がもたらす新しい社会・経済システムへの転換
  第6項 フラット化とコンパクト化によって生まれる余剰人員はフリーランスとして新たな役割を担う
 第3節 社会の変化・シェアする社会
  第1項 シェアリングエコノミーとは
  第2項 シェアリングエコノミーがもたらす変化
  第3項 日本文化とシェアリングエコノミーの親和性
  第4項 日本型シェアリングエコノミーと貧困支援の可能性
  第5項 シェアリングエコノミーがもたらす統合的な価値
  第6項 日本におけるシェアリングエコノミーの現状と課題
 第4節 新しい社会・経済システムへつながる3つの変化
  第1項 移行期にいる日本
  第2項 新しい社会・経済システムへとつながる3つの変化の総括

第3章 新しい社会・経済システムの誕生
 第1節 機能統合社会の誕生
  第1項 縮小しつつ効率化する企業──極効企業の登場
  第2項 シェア型社会
  第3項 シェア型社会の担い手たち──進化系フリーランス
  第4項 AIと共存する機能統合社会
  第5項 シェア型社会形成の歴史的類似性とその意義
 第2節 機能統合社会の環境への影響
  第1項 人類による環境破壊の実態
  第2項 エコロジズムと人類のあり方
  第3項 機能統合社会におけるモノやサービスの流れ
  第4項 エコロジズムを実現する社会構造としての機能統合社会
  第5項 機能統合社会がエコロジズムを実現する可能性
 第3節 機能統合社会での労働意欲
  第1項 階層構造の影響
  第2項 機能統合社会での職場
  第3項 低価格化がもたらす社会の再構築
  第4項 なぜ人々は怠けないのか──シェア型社会の働く力
 第4節 機能統合社会における格差縮小
  第1項 階層構造が生む格差の本質
  第2項 階層構造と経済的格差
  第3項 機能統合社会における階層構造の変容
  第4項 格差縮小がもたらす社会的意義
 第5節 新しい人と人とのつながり
  第1項 失われた血縁、地縁の共同社会
  第2項 ネット縁という新たなつながり
  第3項 ネット縁による地縁の再構築
  第4項 人口の分散と本来の地縁の復活
  第5項 地域コミュニティの発達による人口増加
  第6項 異次元のコミュニティの発達
 第6節 機能統合社会の効果
  第1項 現社会・経済システムの終極の段階にいる日本
  第2項 機能統合社会におけるトレードオフ問題の克服
  第3項 機能統合社会における精神的変化
  第4項 AIに職を奪われることがない機能統合社会の構造
  第5項 機能統合社会が描く未来社会
 第7節 機能統合社会の外部
  第1項 外部システムとは
  第2項 外部システムの課題
  第3項 外部システムの変化
  第4項 教育機関のオンライン化
  第5項 研究開発の変化
  第6項 外部システムと共に進化する機能統合社会

第4章 機能統合社会の評価指標
 第1節 現在の経済学で表されない機能統合社会
  第1項 「ホモ・エコノミクス」の成立しない機能統合社会
  第2項 シェア型社会における経済活動の過小評価
 第2節 機能統合社会の新しい経済指標
  第1項 これまでの国力の指標
  第2項 GDP至上主義の限界
  第3項 国の豊かさを測る新たな試み
  第4項 機能統合社会における新たな経済指標
  第5項 機能統合社会の効率性を示す指標
  第6項 機能統合社会での成長
  第7項 国際通貨としての信頼性と安定性 

第5章 機能統合社会の実現へ向けて
 第1節 機能統合社会への変化の本質
  第1項 最後尾から最前列へ
  第2項 社会変革のタイプ
  第3項 機能統合社会への変化の過程
 第2節 機能統合社会を早期に確実に実現する方法
  第1項 極効企業の早期形成
  第2項 AIやITを前提としない極効企業への道
  第3項 小規模シェア型社会の先行的形成
 第3節 機能統合社会に向けて求められる人材
  第1項 AIを使いこなす人材
  第2項 IT機器を使える人材
  第3項 機能統合社会を作り上げる人材

第6章 最後に ─ 日本で起こる社会変革と世界
 第1節 揺らぐ世界と日本の立ち位置
 第2節 AI時代における技術的危機と社会の分断
 第3節 新しいタイプの先進国としての日本
 第4節 日本から世界へ:未来社会のモデルとして

謝 辞
  
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