パレスチナ解放闘争史
  • 発売日:2024/03/19
  • 出版社:作品社
  • ISBN:9784867930182

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パレスチナ解放闘争史

パレスチナ解放闘争史

通常価格 3,960 円(税込)
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商品説明
なぜジェノサイドを止められないのか?
因縁の歴史を丁寧にさかのぼり占領と抵抗の歴史を読み解く。
獄中で綴られた、圧政と抵抗のパレスチナ現代史。
ガザの決起と、全世界注視の中で続くジェノサイド。

パレスチナの 
旗も棺も墓も無く 
布一枚で 
ガザの地に還る
(重信房子)

解放闘争の主体側からの歴史の証言。

本書は、どこから読んでも良い。興味関心の必要に応じて読みたいところを目次から選んで、パレスチナ中東の歴史と現実に触れることができるように構成されている。

【目次】
はじめに
第一部 アラブの目覚め――パレスチナ解放へ(一九一六〜一九九四年)
 第1章 アラブ民族主義運動とパレスチナ――サイクス・ピコ密約、バルフォア宣言の中で
 第2章 パレスチナ分割
 第3章 ナセルのアラブ民族主義とパレスチナ
 第4章 パレスチナ解放勢力の登場
 第5章 パレスチナ代表権をめぐる闘い
 第6章 PLO排除の企み――キャンプデービッド合意
 第7章 イスラエル軍のベイルート占領
 第8章 PLOの分裂
 第9章 民衆蜂起――パレスチナ独立戦争
 第10章 東欧崩壊、湾岸戦争とPLO
 第11章 PLOの存亡を賭けた和平交渉
 第12章 PLO-イスラエル相互承認――オスロ秘密合意
 第13章 オスロ合意の罠

第二部 オスロ合意─ジェノサイドに抗して(一九九四〜二〇二四年)
 第14章 「オスロ合意」の現実(一九九四~一九九六年)
 第15章 パレスチナ民族憲章――改訂へ(一九九六年)
 第16章 ネタニヤフ登場と和平の破壊(一九九六~一九九八年)
 第17章 オスロ合意の破綻(~二〇〇〇年)
 第18章 戦乱の世紀へ――第二次インティファーダの勃発(二〇〇〇~二〇〇三年)
 第19章 米軍のイラク侵略「ロードマップ」とアラファト大統領の死(二〇〇三~二〇〇四年)
 第20章 対立と混迷、翻弄されるパレスチナ(二〇〇五~二〇〇六年)
 第21章 ハマース政権打倒の全面化とガザ侵略(二〇〇六~二〇〇九年)
 第22章 ガザ・西岸地区分裂の固定化(二〇〇九~二〇一一年)
 第23章 「アラブの春」とパレスチナ(二〇一一~二〇一四年)
 第24章 遠ざかる和平(二〇一四~二〇一七年)
 第25章 トランプ政権とネタニヤフの危険な中東政策
 第26章 オスロ合意の正体
 第27章 パレスチナ国家構想
 第28章 …
目次
はじめに

第一部 アラブの目覚め――パレスチナ解放へ(一九一六〜一九九四年)
 第1章 アラブ民族主義運動とパレスチナ――サイクス・ピコ密約、バルフォア宣言の中で
  1 アラブの目覚め
  2 シオニズムの登場――パレスチナへのユダヤ建国の企み
  3 英国の三枚舌外交
  4 第一次大戦とアラブ民族主義
  5 英国委任統治下のパレスチナ
  6 パレスチナ・アラブ民族主義者の闘い
  7 パレスチナの社会主義・共産主義潮流
 第2章 パレスチナ分割
  1 第二次大戦下のパレスチナ
  2 戦後処理――ユダヤ人問題とパレスチナ
  3 パレスチナ分割決議(一九四七年)
  4 シオニズムのパレスチナ民族浄化計画
  5 パレスチナ戦争――第一次中東戦争(一九四八年五月~一九四九年十一月)
  6 国連決議一八一号のなし崩し消滅
  7 パレスチナ難民は何故生まれたのか?
 第3章 ナセルのアラブ民族主義とパレスチナ
  1 イスラエル占領下のパレスチナ
  2 スエズ戦争――第二次中東戦争(一九五六年十月〜十一月六日)
  3 ナセルのアラブ民族主義の影響
  4 パレスチナ主体形成――PLOの発足(一九六四年五月)
  5 第三次中東戦争と国連安保理決議二四二号(一九六七年六月五日〜十日)
  6 パレスチナ解放の道へ
 第4章 パレスチナ解放勢力の登場
  1 第三次中東戦争後の中東
  2 パレスチナ解放勢力の登場
   (1)アルカラーメの闘いとファタハの登場
   (2)アラブ民族主義運動(ANM)からパレスチナ解放人民戦線(PFLP)へ
  3 パレスチナ解放機構(PLO)の変革
  4 パレスチナ解放勢力の成長と矛盾
  5 レバノンを拠点とした活動
  6 ヨルダン内戦(一九七〇年)
 第5章 パレスチナ代表権をめぐる闘い
  1 ナセル後のアラブ世界
  2 ヨルダン内戦の教訓
  3 ヨルダン最後の基地ジェラシの闘い
  4 PLOの政治軍事攻勢
  5 第四次中東戦争――OAPECによる石油戦略の発効(一九七三年十月)
  6 第四次中東戦争の終結とパレスチナ解放勢力の分岐
  7 アラファトPLO議長、国連へ
 第6章 PLO排除の企み――キャンプデービッド合意
  1 レバノン内戦勃発
  2 キャンプデービッド合意
  3 CD合意に抗するパレスチナの闘い
  4 イラン革命とパレスチナ
 第7章 イスラエル軍のベイルート占領
  1 カーター政権からレーガン政権へ
  2 第一五回パレスチナ民族評議会
  3 第二次ベギン内閣の危険な動き
  4 イスラエル軍のレバノン侵略
  5 レバノン南部戦場の闘い
  6 包囲下のベイルート
  7 PLOのベイルート撤退
  8 サブラ・シャティーラ難民キャンプの虐殺
 第8章 PLOの分裂
  1 中東和平提案――PLO撤退後のレバノン
  2 パレスチナ解放勢力の再編――第一六回パレスチナ民族評議会
  3 ファタハの対立
  4 西ベイルート解放の闘い
  5 PLO分裂――第一七回パレスチナ民族評議会
  6 「アンマン合意」と「パレスチナ民族救済戦線」結成
 第9章 民衆蜂起――パレスチナ独立戦争
  1 PLO統一の試み――パレスチナ民族評議会第一八回大会
  2 インティファーダ(民衆蜂起)始まる
  3 パレスチナ国家独立宣言
 第10章 東欧崩壊、湾岸戦争とPLO
  1 PLOの政治攻勢とインティファーダ
  2 中東和平をめぐる動き
  3 カサブランカでの第一六回アラブ首脳会議の転換
  4 東欧崩壊と湾岸戦争の危機
  5 アラブ・パレスチナの人々の反応
  6 砂漠の嵐作戦
  7 イラク敗戦とPLOの危機
 第11章 PLOの存亡を賭けた和平交渉
  1 中東和平への道――諸国政府の動き
  2 PLO抹殺の危機
  3 第二〇回パレスチナ民族評議会
  4 マドリッド中東和平会議への道
  5 マドリッド中東和平会議の攻防
  6 和平交渉をめぐるパレスチナ勢力の反応
 第12章 PLO-イスラエル相互承認――オスロ秘密合意
  1 シャミール首相からラビン首相へ
  2 ラビンの鉄拳政策
  3 クリントン政権とラビン政権
  4 交渉再開か否か
  5 オスロ秘密合意――見捨てられた四八年難民
  6 アラファト・ラビン書簡
 第13章 オスロ合意の罠
  1 オスロ合意反対の声
  2 初めてのPLO・イスラエル自治交渉
  3 ガザ・エリコ自治区合意――オスロ合意の罠へ
  4 アラファトPLO議長のパレスチナ帰還

第二部 オスロ合意─ジェノサイドに抗して(一九九四〜二〇二四年)
 第14章 「オスロ合意」の現実(一九九四~一九九六年)
  1 試されるアラファト暫定自治政府
  2 「オスロ合意Ⅱ」自治拡大合意とPLOの抱えた矛盾
  3 問われたPLOの役割
  4 初めてのパレスチナ総選挙
 第15章 パレスチナ民族憲章――改訂へ(一九九六年)
  1 パレスチナ自治政府樹立とPLO
  2 ガザで初めてのPNC開催にむけて
  3 イスラエル・ペレス政権の賭け─レバノン侵略
  4 「パレスチナ民族憲章」改訂へ
 第16章 ネタニヤフ登場と和平の破壊(一九九六~一九九八年)
  1 ペレスの敗北とネタニヤフの勝利
  2 ネタニヤフ政権と「ヘブロン合意」
  3 最終地位交渉にむけて問われるパレスチナ自治政府
  4 「ワイリバー合意」と第二二回パレスチナ民族評議会
 第17章 オスロ合意の破綻(~二〇〇〇年)
  1 ネタニヤフの敗北とバラク政権の登場
  2 パレスチナ自治政府――批判への弾圧
  3 最終地位交渉の決裂
  4 オスロ合意破綻の中で
 第18章 戦乱の世紀へ――第二次インティファーダの勃発(二〇〇〇~二〇〇三年)
  1 アラブ諸国の動き
  2 イスラエル軍のレバノンからの敗走
  3 アラブ世界の変化の中で
  4 アリエル・シャロンの挑発とアルアクサー・インティファーダ
  5 ブッシュ政権の登場とシャロン政権の自治政府破壊
  6 アラファト排除の陰謀
  7 パレスチナ側の模索
 第19章 米軍のイラク侵略「ロードマップ」とアラファト大統領の死(二〇〇三~二〇〇四年)
  1 イラク侵略
  2 カルテットの「ロードマップ」
  3 押し付けられた自治政府新体制
  4 イスラエル弾圧下の自治政府の再編成
  5 パレスチナ自治政府の混迷
  6 アラファト大統領の死
 第20章 対立と混迷、翻弄されるパレスチナ(二〇〇五~二〇〇六年)
  1 アッバース大統領体制とイスラエルのガザ撤退
  2 パレスチナ立法評議会選挙――ハマースの勝利
  3 ハマース内閣潰しとオルメルト政権
 第21章 ハマース政権打倒の全面化とガザ侵略(二〇〇六~二〇〇九年)
  1 ガザ・クーデター計画
  2 アッバース支援とアナポリス中東和平国際会議
  3 カーター元大統領の仲介による停戦へ
  4 「アッバース体制」とガザ侵略再び
 第22章 ガザ・西岸地区分裂の固定化(二〇〇九~二〇一一年)
  1 オルメルト和平案から再びネタニヤフ政権へ
  2 米国――オバマ大統領イニシアティブ
  3 パレスチナ――挙国一致政府の失敗
  4 米国依存を深めるアッバース大統領
 第23章 「アラブの春」とパレスチナ(二〇一一~二〇一四年)
  1 「アラブの春」と米欧政府の介入
   (1)「アラブの春」と民衆決起
   (2)リビア・カダフィ政権破壊の企て
   (3)権力闘争に収奪される民衆蜂起
  2 「アラブの春」とパレスチナ
   (1)「アラブの春」の歴史的位置
   (2) ファタハとハマースの統一を求める「アラブの春」
  3 エジプト民衆革命とパレスチナ国家
   (1)パレスチナ国家を求める政治的闘い
   (2)エジプト新政権とパレスチナ
  4 統一政府樹立とイスラエルの妨害――ガザ侵略
   (1)BDS運動――パレスチナ統一政府樹立
   (2)イスラエル軍の侵略・空爆
   (3)停戦・破壊されるガザ─その後
 第24章 遠ざかる和平(二〇一四~二〇一七年)
  1 ネタニヤフ政権の野望
   (1)「ユダヤ化」政策の急進化
   (2)ドナルド・トランプの勝利
  2 パレスチナ自治政府の現実
  3 日本政府の中東政策
   (1)安倍政権によるイスラエル政策の転換
   (2)イスラエル寄りの「国益外交」
 第25章 トランプ政権とネタニヤフの危険な中東政策
  1 トランプ登場による米中東政策の転換─ネタニヤフ路線へ
  2 パレスチナの反撃――ガザ・帰還の大行進
  3 トランプ政権の「中東和平案」――米国の衣装を着た「ネタニヤフ案」
 第26章 オスロ合意の正体
  1 オスロ合意の現実
  2 パレスチナ人の帰還の権利
  3 オスロ合意の正体
 第27章 パレスチナ国家構想
  1 パレスチナ国家構想
   (1)アラファトの描いたパレスチナ国家への道
   (2)オスロ合意反対――全土解放路線
  2 シオニズム国家の平和的解体論
  3 「二国家共存」は可能か?
   (1)イスラエルの二国家解決
   (2)パレスチナ人の描く「二国家解決」
  4 二つの一国家解決案
   (1)一国家解決を望む
   (2)一国家二民族案
  5 人種主義国家、イスラエルを超える
 第28章 反占領――パレスチナ統一を全人民と共に
  1 和平の桎梏
  2 未来を拓く選択─全パレスチナ人の意志を問う

あとがきに代えて─ジェノサイドに抗して
  1 これは戦争ではなく第二のナクバ・民族浄化
  2 イスラエルのデマと戦う情報戦
  3 ホロコーストは過去のものではない
  4 米国政府が、イスラエルの無法を許してきたことがガザ虐殺につながっている
  5 ガザを、西岸地区を、パレスチナを救おう!

【註解】
【主要参考書籍】
パレスチナ民族憲章* 一九六四年五月三十一日 第一回パレスチナ民族評議会(PNC)で採択
パレスチナ民族憲章 一九六八年七月十七日
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