──視えたよ、君の真実が。
霊感を持つ人嫌いの女子高生・幽子と、幼馴染・しんいちが織りなす、青春オカルトストーリー。
彼女が暴くのは、本物の霊か、それとも人間の底知れぬ狂気か?
影森高校に通う杉本新一には、少し変わった幼馴染みがいる。
名前は「幽子」。 近寄りがたいオーラを全身にまとう彼女の正体は、
圧倒的な霊能力を持つ「本物の霊感少女」だった。
気付けば幽子のマネージャー役に収まっていた「しんいち」の元には、
次々と奇妙な怪異の相談が舞い込む。
・付き合い始めた彼氏を襲う、髪の長い不気味な女の生き霊
・曰く付きの廃墟で撮影された怪しげな心霊動画
・祖父が残した日本人形、顔のぼやけた謎の写真
・黄泉から帰ってきた、死んだはずの夫
・ 蔵の屋根裏に隠された秘密の教会と開かずの箱
もたらされるのは、おどろおどろしいオカルト現象、呪物の数々。
しかし、幽子が「心霊鑑定」を通じて引きずり出すのは、
美しくも恐ろしい「人間の情念」や「哀しい秘密」だった。
そして、「心霊鑑定」の依頼をこなす中で、
人嫌いだった幽子にも変化が訪れはじめ…?