『突然変異』『タイ読本』『裏ハワイ読本』『危ない薬』『危ない1号』--。
「悪趣味」が熱狂を生んだ1990年代。
〝鬼畜〟と呼ばれた、伝説のライター青山正明初の評伝。
ほとんど、発禁処分。みんな、行方知れず。
インターネットが普及する前、
出版物はどこまで過激になれるのか。
世間が目を背けるものを、どこまで忠実に書くことができるのか。
その限界に挑み続けた伝説のライター・編集者、青山正明初のノンフィクション。
ドラッグ、死体、ロリコン、変態、犯罪、カルトムービー──。
『危ない薬』や『危ない1号』を生み出した男の破滅的な最期とは?
「1990年代もっとも危ないライター」と呼ばれた男は、
なぜ誰も書かなかった世界にのめり込み、
自らも破滅へと向かっていったのか。
少年時代、ミニコミ誌『突然変異』での活動、
不遇のライター時代、『危ない薬』によるブレイク、
『危ない1号』の創刊、ドラッグライターとしての絶頂。
そして、快楽と表現の限界を追い求めた最期の日々──。
2001年、40歳でこの世を去った青山正明の生涯を通して、
欲望と狂気に満ちた1980〜1990年代の出版文化と、
「書いてはいけないもの」を書くことの代償を描き出す。
これは、鬼畜のカリスマを称えるための本ではない。
表現の自由、他者を描くことの暴力、快楽と依存、才能と破滅。
いまなお答えの出ない問いを、
一人の「鬼畜」の生涯から見つめ直す、愛憎渦巻く評伝ノンフィクション。
1990年代、平成カルチャーの証言者たちが
鬼畜・青山正明の素顔を語り尽くす!
『クイック・ジャパン』元編集長、赤田祐一氏。
『宝島30』元編集長、橘玲氏。
『BURST』元編集長、曽根賢氏。
「データハウス」社長、鵜野義嗣氏。
作家・マンガ原作者、夏原武氏。
編集家、竹熊健太郎氏。
作家・芸能評論家、宝泉薫氏。
「東京公司」元編集部員、顔ジャワ氏。