昭和・平成の政界、経済界、裏社会を動かし、
時の首相まで戦慄させた「漢(おとこ)」たち
誰も書けなかった「修羅」たちの素顔
そして、「ロッキード事件」「東京佐川急便事件」の真相とは?
「わたしは、孤高の絆で結ばれた
稲川、石井の二人の歩んだ人生を、
やくざのドラマとして描いたおぼえはない。
あくまで戦後史であり、日本の戦後、昭和・平成の
政治と経済の裏面史として描いたのである」-
政財界取材歴50年、著書500冊超のジャーナリストが
直接取材で描き出す、血沸き肉躍る人間ドラマ!
「任侠やくざ」稲川聖城、
「経済やくざ」石井隆匡、
壮絶な時代を生きた、二人の物語
わたしは、政界、財界をはじめとしたさまざまな世界の作品を描くが、
政治家に対しながら、ふと思う。
〈この人は、やくざの世界に入っていたなら、トップになれていたであろうか。
頭はいいが、度胸がなさすぎる……〉
逆に、やくざに会うとき、ふと思う。
〈この人は、政治家になっても成功しているであろうか……〉
わたしは、何人ものやくざの親分たちに会ったが、稲川聖城は、
政治家になっていても、まちがいなく首領と呼ばれる存在になっていたと思う。-「はじめに」より