苦しくても楽しく、辛くても明るい――。
幾度ものがんを経験した著者と、同じくがんと向き合う妻が、ともに病と向き合いながら歩んできた日々を綴った夫婦のガン体験記。
大腸がんをはじめ、次々と発見されるがん。
度重なる手術、治療、不安や絶望と隣り合わせの日常――。
それでも著者は、医師や看護師、家族への感謝を忘れず、「笑い」と「前向きさ」を失わずに病と向き合い続ける。
本書では、闘病の過酷さだけではなく、
・患者として感じた医療現場のリアル
・夫婦だからこそ抱える葛藤や支え合い
・「生きること」と向き合う覚悟
・病気になってもなお、人生を楽しもうとする姿勢
などが、飾らない言葉で率直に描かれている。
単なる闘病記ではなく、医療従事者との信頼関係や、患者自身も「チーム医療の一員」であるという著者の視点も大きな特徴となっている。
なお、本書作成中の2026年4月には、著者に7つ目となる食道がんが見つかり、現在も治療と向き合っている。
がん患者やその家族だけでなく、医療関係者、そして「生きること」に向き合うすべての人に届けたい一冊。