今日、将来の人類のために学問基盤を作ろうというプロジェクト(高度好熱菌まるごと一匹プロジェクト)が進められている。本書では、このプロジェクトによって、今後の生物学、生命科学はどのように変わり、どのようなことが起こると予測されるか?どのようにすれば、われわれ人類はゲノム情報に書込まれた意味の解読を加速できるのか?といった問いに対する積極的提案を紹介する。それとともに、ポストゲノムの中心的研究となりつつある「タンパク質」について理解するための基本事項を述べ、タンパク質にはいかに多くの謎が残されており、その研究分野は未開拓で、いかに魅力的な分野であるかを伝える