名詞の助数詞的用法の研究

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名詞の助数詞的用法の研究

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商品説明
「紙一枚」の「枚」は助数詞、ならば「三首脳」の「首脳」は?
数詞と切り離して用いることができない接尾辞を狭義の助数詞とする従来の研究に対し、コーパスより収集した、数詞に結合して用いられる名詞に広く着目し、「名詞の助数詞的用法」として位置づけ考察。可付番性の有無を基準に、数を積み上げて数え上げることのできない「擬似助数詞」に焦点を当て、数えられる「準助数詞」との用法比較を通して、その性質・特徴を語彙的・経年的・文法的に検討した画期的名詞・助数詞研究。
目次
序章 「名詞の助数詞的用法」の位置づけ
1.研究の背景と目的 
2.「助数詞」の品詞性の認定について 
3.「名詞と同形の助数詞」に関わる研究 
4.「語基」か「接辞」かという観点 
5.本研究の立場
6.「助数詞」に関する先行研究
7.本研究で使用した資料、研究方法 
8.本書の構成 
第1章 名詞の助数詞的用法にみる二つの類型─準助数詞と擬似助数詞
1.はじめに 
2.先行研究と問題の所在 
3.調査と分類 
4.分類枠組みの作成と結果 
5.「準助数詞」と「擬似助数詞」 
6.「可付番性」を用いた先行分類の検討 
7.名詞の助数詞的用法の類型 
第2章 準助数詞と擬似助数詞に関する経年的調査
1.本章の目的 
2.用いた資料について 
3.調査結果 
4.本章のまとめ 
第3章 名詞の助数詞的用法における構文とその傾向
1.本章の目的 
2.数量詞構文の形式と機能 
3.名詞の助数詞的用法と構文 
4.構文を調査する上での観点と方法 
5.結果と分析─出現頻度から見る特徴 
6.異質性・同質性から解釈する名詞の助数詞的用法の構文的特徴 
7.本章のまとめ 
第4章 新聞における「名詞の助数詞的用法」の指示機能(1)─「条件」と「容疑者」
1.数詞+名詞の指示機能と本章の目的 
2.調査語の選定と調査の方法 
3.結果と分析─「─条件」と「─容疑者」の出現形式 
4.「─条件」と「─容疑者」の指示のあり方の差異 
第5章 新聞における「名詞の助数詞的用法」の指示機能(2)─「選手」と「投手」
1.本章の目的 
2.調査語の選定基準と調査の方法 
3.結果と分析─「─選手」と「─投手」の出現形式 
4.「─選手」と「─投手」からみる人物を表す名詞の指示機能 
第6章 「NP1 の擬似数量詞」型名詞句の分析
1.本章の目的 
2.「NP1 の擬似数量詞」型名詞句を分析するための前提 
3.調査資料と方法 
4.分析 
5.名詞からみる「数詞必須タイプ」と「数詞任意タイプ」 
6.本章のまとめ 
第7章 擬似助数詞の成立可否を決める要因
1.本章の目的 
2.名詞の助数詞的用法の構造と問題の所在
3.調査の対象と方法 
4.調査結果と分析 
5.名詞が数詞に続くこと・続かないこととは何を示すのか 
6.本章のまとめ  
第8章 準助数詞の用法─「セット」と「組」を中心に
1.本章の目的 
2.調査語の選定基準について 
3.調査概要─「セット」と「組」の比較のために 
4.名詞「セット」の助数詞的用法 
5.「組」の様相 
6.「セット」が使われる理由─「まとまり性」を手がかりに 
第9章 名詞「セット」の助数詞的用法の獲得
1.本章の目的 
2.「セット」の意味記述と初出年 
3.「セット」の用例概観 
4.国会会議録における使用 
5.本章のまとめ─助数詞「セット」の過程からみる準助数詞の特徴 
第10章 新聞以外のレジスターにおける名詞の助数詞的用法
1.本章の目的 
2.使用した資料と調査の方法 
3.助数詞的用法がみられた名詞と量的傾向 
4.新聞における語例との比較 
5.図書要約文における擬似助数詞の用例の特徴
6.新聞以外の資料における名詞の助数詞的用法
終章 結論と今後の課題
1.各章のまとめからみる「擬似助数詞」の特徴
2.「可付番性」についての考察
3.今後の課題
参考文献
初出一覧
おわりに
索引
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