大山孝志、30歳。本格的にシナリオライターを目指すため、撮影現場の助監督の仕事やアルバイトも辞めたプー太郎。交際歴10年になる恋人ユキさんにも距離を置かれ、シナリオコンクールに応募したシナリオはオマージュという体のいい言葉にまぎれ、明らかに過去の名作をパクリ、冷や汗をかいている――。
映画学校の同窓生で助監督をしている(躁鬱気味の東大卒)多田さん、同じく同窓生でピン芸人の菅井、小説家を目指す蒔田と、阿佐ヶ谷駅から徒歩10分の“稲川家の202号室”に同居。時折、先輩助監督の崎田らが集まって、それぞれに夢や目標を抱きながら堕落した生活を送り、新しい友人や異性の出会いを繰り返す、あまりにも泥臭い青春グラフィティ。