トラウマ、世代間連鎖とは、子どもの行動には親の影響もある。親もまた傷ついた過去を持っていて、だから激しく子どもにあたる。学校へクレームとして言ってくることがある。そこで子どもと大人の気持ちを溶かすためにどうするか、というのがこの本のテーマです。
幼稚園から中学生までの子どもと、人に言いづらい過去を背負ったお母さん、お父さん、おじいちゃんや先生が出てきます。
子どもや大人との話し方や関わり、学校でできる取り組みがやさしい解説で沁みるように見えてくる本です。
近年、ACEs(逆境的小児体験)がその個人に及ぼす、生涯にわたる深刻な影響に関する研究が進んでいる。親との離別、家族の精神疾患、アルコール依存、薬物依存などの依存症問題などが子どもの人生に深刻な影響を及ぼす項目としてあげられている。
当然のことながらACEsをかかえているのは子どもだけでなく、保護者、さらには教育関係者にもみられる問題である。
ACEs(逆境的小児体験)の累積を抱えたまま親になり、そのことが子育てやパートナー、周囲の人たちの関係にも否定的な影響が出ている保護者に、教育現場はどう支援していけばいいのかという大きな課題がある。
本書はACEs(逆境的小児体験を乗り越える教育実践と家族支援の課題をアタッチメントスタイルの問題に視点を当てて提起していく。
日々の教育実践や保護者とのかかわりで悩んでいる方に、日々の教育実践や保護者支援のヒントになります。