本書は、フリージャーナリスト(元沖縄タイムス記者)であり、2026年2月まで国会議員をつとめた著者が、自身のジャーナリズム、そして政治の道を目指す原点となったフィリピンの地での思索を起点に、日本と沖縄が抱える安全保障の欺瞞を根底から問い直す一冊です。
米国の庇護下にある日本が、実質的に「信託統治領」のような扱いを受けているという厳しい現実を、自身が国会議員として現場で目撃してきた数々の「現実対応」という名の詭弁とともに明らかにしていきます。
そのうえで、米軍普天間基地の「即時閉鎖」を実現するための具体的な政策「プランB」を提起。沖縄を「威嚇の最前線」から「アジアの信頼のハブ」へと転換させ、日本が憲法9条と国連憲章、人道支援・災害救援を結びつけた「人間の安全保障」を旗印に、国際社会に於いて重要な役割を担っていくための確かな道筋を提言します。