特集は「身近な文化財を災害と日常の滅失から守るために」と題し5名のパネラーを招いて行われた座談会をまとめた。内容としてはまず「地域歴史資料学の構築に関するプロジェクトと座談会の趣旨」が述べられ、これまでの文化財保全とのかかわり、文化財保全の歴史について、災害で滅失する文化財の現状、日常的な文化財保全のために、文化財防災における行政・住民・大学の役割などについて話し合われ、最後に「地域歴史遺産」の保全・継承に向ける神戸宣言が配された。
論考では『三木露風と山田耕筰の「赤とんぼ忌」に寄せて』と副題がふられた「赤とんぼ」の解釈と表現法をめぐって/和田典子他5篇。