序 論 〈学問史〉としての文学史
第一部 〈学問史〉と藤村言説
第一章 〈藤村記念堂〉というフォルム─谷口吉郎の建築と意匠
第二章 丸山静の藤村論─「国民文学」論と〈学問史〉
第三章 〈底辺〉から歴史を見る─田村栄一郎の『夜明け前』批判
第四章 三好行雄と〈学問史〉─アカデミズムと「国民文学」論
第二部 初期藤村とリテラシー
第五章 『若菜集』の受容圏─〈藤村調〉とリテラシー
第六章 〈小諸〉という場所─島崎藤村における金銭と言説
第七章 神津猛のパトロネージ─〈小説〉の資本論
第八章 「水彩画家」の光彩─〈ローカル・カラー〉論
第九章 〈談話〉の中の暴力─『破戒』論
第十章 『千曲川のスケツチ』の読者─『中学世界』とリテラシー
第三部 〈血統〉の解体
第十一章 『春』の叙述─〈透谷全集〉という鏡
第十二章 『家』の視角─〈家業〉と〈事業〉
第十三章 血統の神話─『家』のエイズ論
第十四章 『新生』における〈読み書きの〉─手紙と短歌
第十五章 方法としての〈老い〉─「嵐」の戦略