和歌山カレーヒ素事件 判決に見る裁判官の不正

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和歌山カレーヒ素事件 判決に見る裁判官の不正

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    商品説明
    裁判官によってつくられた冤罪

    1998年7月25日、和歌山市の自治会の夏祭りで、何者かがカレー鍋に大量の亜ヒ酸を混入し、死者4名を含む多数の急性ヒ素中毒被害者を出した。その「犯人」として林眞須美氏が逮捕され、和歌山地裁で死刑判決(2002年)が下された。その後、最高裁(2009年)で死刑が確定。死刑判決は、①林氏宅にあった農薬に含有されていた亜ヒ酸とカレー鍋に亜ヒ酸を投入したときに使用された紙コップに残っていた亜ヒ酸が同一である、②林氏の頭髪からヒ素が検出された、という捜査側の鑑定に基づいて有罪を認定。しかし、裁判官は、その鑑定が間違っていることを知っていた――。約千頁の判決を書きながら、極めて重要な事実を書かなかった。本書では、分析化学の研究者である河合潤・元京都大学教授が、第一審から最高裁までの判決理由をつぶさに検討し、裁判官によってつくられた冤罪であることを証明する。
    目次
    刊行によせて 第3次再審請求弁護団

    序 章 本書の概要と構成
    第1章 カレーヒ素事件
    第2章 ヒ素異同識別中井鑑定は「一部前提を欠く」と認めた民事裁判
    第3章 林真須美の頭髪鑑定は,鑑定人が「自ら測定を行ったものではない」
    第4章 小説『悲素』
    第5章 林真須美頭髪48ミリに局在するヒ素検出に対する不正な判決とその連鎖
    第6章 林真須美頭髪の3価無機ヒ素はDMAAとTMAだった
    第7章 山内鑑定に対する田口判決(2022)
    第8章 正常値(100名)は、ねつ造、改ざん、盗用
    第9章 山内鑑定の酸化還元
    第10章 山内鑑定の検出下限
    第11章 補足とまとめ

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