沈黙のジャーナリズムに告ぐ 新・仮説の検証
  • 発売日:2010/05/22
  • 出版社:水曜社
  • ISBN:9784880652399

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沈黙のジャーナリズムに告ぐ 新・仮説の検証

沈黙のジャーナリズムに告ぐ 新・仮説の検証

通常価格 1,980 円(税込)
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    商品説明
    田中正造、荒畑寒村、小野崎一徳……彼等が追求した正義、報道とはなんだったのか?
    八ッ場ダム取材の過程で甦ってきたのは利根川水系上流の足尾銅山を舞台にした鉱毒事件だった。
    鉱毒被害を天皇に直訴しよ うとした義憤の人・田中正造。
    誰知らぬまま忘れ去られようとしていた一村の消滅を『谷中村滅亡記』に著した弱冠二十歳のジャーナリスト荒畑寒村。
    淡々と足尾銅山の盛衰を記録し続けた在野の写真家・小野崎一徳。
    彼らの事蹟を追うごとに、記者クラブにすがり検察のリークにもたれる現代ジャーナリズムの脆弱性が浮き彫りになる。真実を明らかにする報道の良心とは何か。
    マスメディアを救うのは「発表ジャーナリズム」から「調査ジャーナリズム」への回帰だ。
    足尾開山400年の今年、元NHK解説委員渾身の書き下ろしで描く日本ジャーナリズム再生へのロードマップ。
    目次
    はじめに——なぜ「仮説の検証」か?
    第一章 上流の住民、下流の住民
    品木湖の水は緑白色だった/「死の川」は甦ったか/四〇年間「工事中」/「生活再建工事」とは? ほか
    第二章 荒畑寒村——二十歳のジャーナリストの挑戦
    一.憤激が原動力、「谷中村滅亡史」荒畑寒村、八四歳でも闘士/自主講座「公害言論」/「谷中村滅亡史」への道/「谷中村滅亡史」概略 ほか
    二.最先端技術を記録した写真

    一徳の写真を収集/一徳の写真と遺品/近代の具現化、足尾/削岩機とダイナマイト/日本初の水力発電所 ほか
    三.足尾を支えた人々
    足尾、鉱都となる/夏目漱石の「坑夫」/南京米、葬列、南京虫/抗内の迷路を行く ほか
    四.一五〇日の鉱毒予防工事
    足尾荒廃の原因/土砂が渡良瀬川を埋めた/大洪水続発/鉱毒予防工事命令/脱硫塔建設/脱硫塔が被害を拡大/松木村の滅亡 ほか
    第四章 ジャーナリズム・民主主義社会の公共財
    一. 田中正造に「記者の志」
    足尾視察のファッション/「予は下野の百姓なり」/「生きているうち良き人となれ」/「国会開設は目下の急務」ほか
    二. ジャーナリストの志
    「進化」という自然法則/巨大科学技術への夢——六〇年代/新米ディレクターの仕事/職場における労使協調/「結果オーライ」の人生訓?/安全安心の科学技術へ——七〇年代/データ主義科学番組の成長/組織は管理強化に向かう/未来への選択肢を提示——八〇年代/核廃絶、ザ・ブレイン、人体/「マルチ・メディア」化の加速/経済に資する科学技術へ——九〇年代、そしていま/政治介入への抵抗感が薄れる/政権交代はまだ起きていない/事業仕分けの偏り報道/ジャーナリズムの進化へ/アメリカのNPOジャーナリズム/みなさまのNPO、「NHK」の活用
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