お出かけにどんな移動手段を選ぶかで、気候変動に対する影響がずいぶん変わります。わたしたちが排出する炭素のほぼ4分の1は、移動のときに発生しているのです。しかも、他で発生する二酸化炭素は徐々に減ってきているのに、輸送機関からの排出量は、むしろ増えつつあります。いますぐこの流れを変えないと、他でどんなに地球を救うための努力をしても、帳消しになってしまうでしょう。
毎日の移動では、ごく短い距離でも車に頼ってしまうことが多くありませんか?本書では学校や仕事、買い物など、いつものお出かけに車を使わずにすませるためのヒントをたくさん集めました。
道路の交通量が減れば、二酸化炭素以外にも、いろいろいいことがあります。車が減って町の中に渋滞がなくなれば、空気がきれいになり、危険が減った道路では、子どもたちが遊ぶ姿も見られるはずです。地元の商店や事業所ににぎわいが戻れば、地域の経済も活性化することでしょう。