大転換期の国際エネルギー秩序

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大転換期の国際エネルギー秩序
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商品説明
国内屈指のエネルギー系シンクタンクの知見を結集!
世界を揺るがす「ホルムズ封鎖」など国際エネルギー秩序のすべてが一冊でわかる!


創立60周年を迎える国内屈指のエネルギー系シンクタンク「日本エネルギー経済研究所」が贈る、国際エネルギー秩序の解説書の決定版。

世界のエネルギー情勢に歴史的な転換・変革をもたらした「イラン戦争・ホルムズ封鎖」の背景やエネルギー安定供給の見通しをはじめ、「変容する米国のリーダーシップ」「台頭する中国の状況」「EUの立場・動向」などの国際エネルギー秩序の現在・過去・未来について、国内外のエネルギー動向を追究し続けてきた同所が総力を挙げて分析・考察し、わかりやすく解説しています。
さらに、「日本の取るべき戦略の提言」にも踏み込んでまとめています。

執筆陣は、イラン問題や国際エネルギー情勢について、テレビ・新聞報道でも解説役としても活躍している第一線の専門家たち。

エネルギー業界の方やエネルギー政策を担う方はもちろんのこと、エネルギーを通して世界情勢や地政学を理解したい方、大学生などの若い人たちにもお勧めの一冊です!

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●日本エネルギー経済研究所について
一般財団法人日本エネルギー経済研究所は、1966年に設立されたエネルギー・環境分野の専門シンクタンクであり、「エネルギーの未来を描く」というビジョンの下、日本および世界のエネルギー政策、環境政策、エネルギー市場動向の調査研究を行っている。
主な活動には、石油・天然ガス・電力・再生可能エネルギーなどに関する需給分析、省エネルギー・気候変動対策などに関する政策分析、中東地域をはじめとする国際情勢の分析が含まれ、政府や企業、国際機関への情報提供や提言を通じて、日本のエネルギー安全保障や気候変動対策を巡る議論に重要な役割を果たしている。
また、定期的なレポートやセミナー開催などを通じて、専門家だけではなく、広く一般にも知見を発信しており、長期エネルギー需給見通しである「IEEJ Outlook」は、国内外のエネルギー関係者から非常に高い評価を受けている。
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目次
〈目次〉

序章[総論]
1 本書の目的・狙い
2 「国際エネルギー秩序」についての総論
・2.1 エネルギー問題と国際問題の相互関係
・2.2 本書における国際エネルギー秩序の定義
・2.3 国際エネルギー秩序の重要性
・2.4 国際エネルギー秩序の歴史を振り返る
・2.5 国際エネルギー秩序の現状と課題・問題点
・2.6 国際エネルギー秩序の未来を占うための論点
3 本書の全体像・構成とその概要

第1章 国際エネルギー情勢とエネルギー安全保障
1 はじめに
2 国際エネルギー情勢と秩序の変化
・2.1 石油危機とIEAの創設(1960~1970年代)
・2.2 安い石油の時代(1980~1990年代)
・2.3 シェール革命による米国の復権とOPECの対抗(2000~2010年代)
3 現代のエネルギー安全保障問題
・3.1 気候変動対策とエネルギー安全保障の相克
・3.2 ウクライナ戦争と天然ガスセキュリティ
・3.3 古くて新しいシーレーン問題
・3.4 重要性を増す電力のセキュリティ
4 エネルギー安全保障問題はどこへ向かうのか
・4.1 引き続き重要な化石燃料の安全保障
・4.2 中国のドミナンスに対抗するための秩序
・4.3 米国の揺らぎへの対応

第2章 不安定化する気候変動のガバナンスと貿易秩序
1 はじめに
2 気候変動ガバナンス──不確実性の増大へ
・2.1 国連気候変動枠組条約の成立
・2.2 京都議定書の成立と限界
・2.3 ポスト京都議定書の国際交渉
・2.4 ボトムアップ型のパリ協定の成立
・2.5 ネットゼロ排出と脱炭素化の時代
・2.6 脱炭素化への反発と不確実性の増大
・2.7 小括:気候変動ガバナンスと国際エネルギー秩序の不安定化
3 貿易と環境の接点(EUの世界を巻き込む炭素価格の戦略)
・3.1 炭素の国境調整措置とは何か
・3.2 COPでの新興国の反発
・3.3 欧州委員会のCBAM強化提案
・3.4 CBAMが国際的なガバナンスに与える影響
4 総括

第3章 クリーンエネルギーが生み出す新たな経済安全保障問題
1 はじめに
2 本章における議論の対象とリサーチクエスチョン
・2.1 用語の定義
・2.2 本章におけるリサーチクエスチョン
3 国際情勢の変化と経済安全保障
・3.1 米中対立と国際秩序の変容
・3.2 各国における政治の右傾化
4 クリーンエネルギーの導入に伴う経済安全保障問題
・4.1 クリーンエネルギーの導入促進
・4.2 クリーンエネルギー供給における中国企業のプレゼンスと経済安全保障懸念
5 クリーンエネルギーを巡る国際エネルギー秩序の形成
・5.1 クリーンエネルギーに関する秩序の形成に向けて
・5.2 レアアース供給確保の重要性
・5.3 国際エネルギー秩序の形成に向けて
6 まとめ

第4章 石油・ガスを巡る国際秩序の動揺と展望
1 はじめに
2 石油における国際エネルギー秩序
・2.1 OPECとIEAを巡る動向
・2.2 米国シェール革命後の石油を巡る国際エネルギー秩序の状況
・2.3 石油を巡る国際エネルギー秩序の課題と展望
3 天然ガス/LNGにおける国際エネルギー秩序
・3.1 GECFとIEAガス関連タスクフォースを巡る動向
・3.2 カタールのLNG供給大幅拡大と国際エネルギー秩序の課題
・3.3 米国のLNG供給大幅拡大と国際エネルギー秩序の課題
・3.4 パイプラインガスを巡る国際エネルギー秩序の課題と展望
4 日本への影響と展望
・4.1 石油を巡る国際エネルギー秩序と日本
・4.2 天然ガスを巡る国際エネルギー秩序と日本
5 まとめ

第5章 国際エネルギー秩序における中東の位置付けとその変容
1 はじめに
2 日本の中東依存
・2.1 歴史的経緯
・2.2 2026年のイラン戦争という転換点
3 国際エネルギー秩序における中東の位置付け
・3.1 従来の役割
・3.2 供給途絶リスクの存在
・3.3 「ホルムズ封鎖」というカード
・3.4 ホルムズ海峡の実質的封鎖
・3.5 バーブルマンデブ海峡
4 中東秩序の再編─―「新たな中東」と「抵抗の枢軸」
・4.1 対テロ戦争とイラン包囲網の形成
・4.2 アブラハム合意と「新たな中東」構想
・4.3 イランと「抵抗の枢軸」
・4.4 ガザ戦争と秩序対立の顕在化
5 湾岸諸国の戦略的自律性─―大国間競争の中で
・5.1 米国の戦略転換と湾岸諸国
・5.2 中国の関与拡大と経済関係
・5.3 ロシアとの関係とエネルギー協力
・5.4 ポスト石油時代に向けたヘッジ戦略
6 イラン戦争と国際エネルギー秩序
・6.1 ガザ戦争からイラン戦争へ
・6.2 国際エネルギー秩序の今後と日本への示唆

第6章 日本が取るべき10大戦略の提言
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