現代はストレス社会と言われており、ストレスによる病気は一部の人に限定されるものではなく学校や職場、家庭でも増えています。
本書では30年以上にわたり、ストレスによる精神障害の治療を行ってきた著者が社会構造との関係性やストレス障害の症例と治療法、回復状況などを解説しながらストレスの本質に迫ります。また病態の理解や治療法に援用してきた「非線形理論」を日常感覚で理解できるように噛み砕きながら非線形的な視点から脳の適応のメカニズムについて考察します。
誰もが抱えているストレスの心身への影響を解説し、精神病理を通して社会のあり方を問う一書。