いのち、について考える
浄土真宗のお坊さんによる、いのちの法話。
「この地球上には、たくさんの命があります。たくさんの命のある中で、私はこのたび人間に命をいただいて生まれて来たのです。それだけではありません。仏様の願いの中にあることを知りました。人は私と同じ悲しみ、痛みの中にいることも知りました。すべての命あるもののところまで届いて下さってある仏様の”お慈悲”を聞いた時、私もそのまねをさせていただきます」(本文より)
著者が山口日日新聞に月一回”心のひろば”という一欄に執筆していたものを一冊にまとめたのが本作。いのちをテーマに、仏教の話(行事・用語)から人間存在、人生観や信仰などが、赤ん坊をあやす母親のような優しい文章で綴られている
religion(宗教)は ラテン語のreligare(つなぐ)に由来するとされている。
この作品は、仏様と私たちを”つなぐ”法話であり、著者と私たちを”つなぐ”往復葉書である。