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信楽高原鐵道列車事故「民営化」の闇

信楽高原鐵道列車事故「民営化」の闇

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世界陶芸祭でにぎわう信楽高原に乗り入れていたJR西日本臨時列車と信楽高原鐡道列車の正面衝突事故から今年5月で35年を迎えた。犠牲者は42名、負傷者は614名。国鉄民営化後初の重大事故だった。この事故に先立ち、最大労組の国労は弾圧を受け弱体化され、バブル崩壊と共に企業は効率化を求め新自由主義的経営に染まっていった。日本社会全体で公共の民営化がすすみ、その行き着く先にJR西日本福知山線脱線尼崎事故が起こった。
秘匿された資料を読み解き多くの新たな真相を究明し、35年前の悲劇の背景を抉り出し今に問う。
目次
この本を薦めます① 歴史家として「声を持たぬ者の声」を見事に再現 京都大学名誉教授 岡田知弘

この本を薦めます② 社会経済史の影で随所に派生した政策のおごりと失敗の縮図 高崎経済大学名誉教授・鉄道史学会顧問(元会長)大島登志彦

まえがき 資料たちが「覚悟を決めろ」と

序 章 誰にも負けない『洗濯物』の教育実践を

一 章 秘匿された冊子

二 章 世界陶芸祭

三 章 小野谷信号場

四 章 事故原因について報じる新聞

五 章 国労西日本本部『信楽事故報告書』一九九一年七月

六 章 救助活動 『信楽高原鉄道列車衝突事故 救護活動報告書』から

七 章 資料館の建設をJR 西日本が拒否

八 章 「国鉄分割・民営化反対」立看板事件 一九八六年一一月八日

九 章 信楽線から「高原鐵道」へ

一〇章 僧侶・永江武雄と国鉄労働組合

一一章 刑事裁判 JR 西日本は鉄道法違反の罰金刑のみ

一二章 一二年間、四四〇〇日にわたる民事裁判 

一三章 JR 西日本の求償権訴訟 (対信楽高原鐡道・滋賀県・甲賀市)

終 章 JR 福知山線尼崎脱線事故 二〇〇五年四月二五日

あとがき 歴史に置き去りにされた者たち
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